花巻南温泉峡、豊沢川の渓に湧く客室露天五軒 — 大沢・志戸平・鉛、岩手の谷あいの湯
岩手・花巻、豊沢川流域の花巻南温泉峡から客室露天の湯宿を五軒選んだ。山の神温泉 別墅 清流館、鉛温泉 心の刻 十三月など、源泉かけ流しの濃さと渓の眺めで選ぶ大人の湯旅。
最新の Picks
VIEW ALL →紀州龍神、弘法大師が拓いた美人の湯に代を継ぐ一軒 — 日高川源流の数寄屋と十数代の継承
日本三美人の湯に数えられる紀州・龍神温泉。紀州徳川家の御殿を起こりに、明暦三年(1657年)から十数代を継いできた登録有形文化財の老舗「上御殿」を、数寄屋造りと重曹泉の湯質とともに綴る。
秋田仙北、離れに二泊する梅雨明けの三日間 — 角館の武家屋敷から田沢湖、抱返り渓谷を辿る旅
梅雨明けの秋田・仙北。角館の茅葺き古民家から抱返り渓谷の一棟、田沢湖畔のコテージへ。離れに二泊し、湯と静けさを辿る二泊三日の行程を三軒の宿で編む。
城崎七湯、外湯を巡る作法を継ぐ湯宿五軒 — 円山川の柳と一の湯から鴻の湯まで
梅雨の合間の城崎で、外湯巡りの作法を今に継ぐ創業百年級の老舗五軒を、七湯の歴史とともに記録する。西村屋本館、志賀直哉ゆかりの三木屋、元禄創業の小林屋ほか。
佐渡、夏の南蛮えびと岩牡蠣を待つ食通宿四軒 — 真野湾と外海府、島の漁師の食卓
夏至過ぎの佐渡。岩牡蠣の素潜り漁が立つ真野湾、南蛮えびの籠漁が始まる両津湾、荒磯の外海府。海の幸を主役に据えた佐渡の食通宿四軒を、漁港ごとに選びました。
山梨富士北麓、客室露天で青嶺を映す五軒 — 山中湖と西湖、初夏の朝霧と湖面の湯
富士北麓・山中湖と西湖の周辺で、客室露天から富士・青嶺を望む五軒。逆さ富士の朝霧、湖面の湯、年配の夫婦旅に向く宿を厳選。
修善寺、明治五年から桂川の畔に灯る一軒 — 登録文化財の数寄屋と独鈷の湯の系譜
修善寺温泉の中心、桂川の畔に明治五年から灯る新井旅館。十五棟の登録有形文化財と檜の天平大浴堂、独鈷の湯の系譜を、湯と建物を主語に深く描く一軒。
鳥取岩美と浦富海岸、夏の岩牡蠣と白いかを待つ食通宿四軒 — 山陰海岸ジオの磯に建つ宿
梅雨明けの山陰海岸、浦富のリアス式の磯に岩牡蠣が育ち白いか漁が最盛を迎える頃。鳥取・岩美から賀露の海辺で、地物の岩牡蠣・白いか・もさえびを料理の主役に据える食通宿四軒を、地図とともに紹介する。
飛騨国府と一之宮、宮川源流に湧く客室露天五軒 — 高山の奥に夏霧を映す檜の湯舟
飛騨高山の市街を離れた国府・一之宮・丹生川の谷あいで、客室や離れ、一棟で湯を独り占めできる静かな五軒を、湯量と源泉、創業の年とともに紹介する。
床の間という余白 — 旅館の客室が、なぜ何もない空間を最も大切にしてきたか
梅雨の長雨が障子を打つ夕暮れ。旅館の客間に必ず設えられてきた床の間とは何であったか。書院造から数寄屋への系譜を辿り、創業二百年を超える箱根「萬翠楼福住」と山梨「慶雲館」に、余白の作法をいまに訪ねる随筆。