離れ
奥飛騨・福地温泉、囲炉裏と棟を分ける離れ五軒 — 焼岳南麓の古民家移築と源泉掛け流し
盛夏の奥飛騨・福地温泉に、棟を分けて建つ離れ五軒を編む。庄屋屋敷の移築、囲炉裏端の炭火、源泉掛け流しの露天——焼岳南麓の静かな谷で味わう、飛騨の山里の宿。
縁側という装置 — 旅館の内と外を繋ぐ板間が、いかに季節を呼び込んできたか
梅雨の朝、障子を引くと板間が湿りを帯びている。柱と障子の間に細く渡された縁側は、客間を取り巻きながら、外気と室内の境界を曖昧に保ってきた装置である。群馬・別邸 仙寿庵と神奈川・箱根 弓庵の縁側を参照しつつ、建築史と作法の両面から論じる。
木曽路、離れに二泊して梅雨明けを待つ三日間 — 妻籠・奈良井・赤沢自然休養林
中山道・木曽路を南から北へ、独立棟主体の宿三軒で辿る三泊三日。妻籠・赤沢自然休養林・奈良井をめぐり、梅雨明け前の湯と檜の旅を編集部が組みました。
奈良十津川と洞川、紀伊山地の離れ五軒 — 修験の谷に建つ独立棟
奈良・十津川村と天川村洞川から、棟ごとに庭と湯を抱く独立棟の宿を五軒。1518年創業の花屋徳兵衛、全室離れの湯乃谷千慶など、修験の谷の宿坊と湯治の系譜を引き継ぐ五軒を紹介する。
佐賀嬉野と長崎小浜、有明海と橘湾の離れ五軒 — 梅雨の九州西岸に建つ独立棟
佐賀嬉野の重曹泉と長崎小浜の塩化物泉、雲仙温泉の酸性硫黄泉。九州西岸の三つの温泉地から、棟分けの離れや独立棟形式の宿を五軒。梅雨の合間に紫陽花を見ながら有明海と橘湾の境を歩く旅程に合う、編集部選定の宿。
中庭という余白 — 旅館の建築が、棟と棟の間に何を置いてきたか
書院造の壷庭から数寄屋の苔庭、現代の独立棟の坪庭まで。柊家、あさば、西村屋本館に残る三つの中庭を建築論として読み解く水無月の編集論考。
蓼科と八ヶ岳南麓、冬至前夜の二泊三日 — 離れと独立棟の宿 Top 5
霜月の信州、冬至を境に高原の空気は透明度を増す。蓼科の離れ宿に一夜を預け、翌日は八ヶ岳南麓を経由して原村か富士見の独立棟宿に泊まる、中央線特急からの二泊三日の行程。
棟続きと離れの違い — 名旅館が「離れ」と呼ぶ建築の最小条件について
客室露天や半露天が普及した今日、何をもって「離れ」と呼ぶのか。母屋からの距離、廊下の有無、独立した玄関、湯の独立性。由布院・伊豆河津・阿蘇の三軒を入り口に、離れという形式の最小条件を辿る随筆。
妙高・赤倉、高原の離れ五軒 — 雪解け水と山の冷気に包まれる独立棟
新潟県妙高市・妙高高原の離れ/独立棟形式の宿を五軒選定。赤倉・燕・妙高温泉から、棟分けされた独立性を持つ宿を、湯量・棟構成・歴史の観点で厳選し、Media Picks Score とともに紹介する。
奥飛騨、母屋を離れた独立棟の五軒 — 新平湯・栃尾・平湯、焼岳を望む谷の宿
梅雨明けの奥飛騨温泉郷から、母屋を離れた独立棟・離れ形式の宿を新平湯・栃尾・平湯の三地区から五軒。栃尾の槍見舘、新平湯の游・饗家・甚九郎、平湯のたなか。棟と湯と食事処の「あいだ」を編集部の視点で読み解きます。