岩手県
陸中久慈から野田・普代・田野畑へ、二泊で辿る北三陸の秋 — 海女の里と親潮の魚を膳に継ぐ食通宿三軒
秋分から寒露へ、三陸鉄道リアス線の北端・久慈から野田村・普代村・田野畑村へ南下する二泊三日。海女の里と塩の村、北緯四十度の断崖、北山崎の玄関口に立つ食通宿三軒を辿る。
風鈴という音 — 旅館の軒に吊るされた一つのガラスが、なぜ夏の涼を耳から運んできたか
盛夏の軒先に吊るされた一つのガラスが、なぜ涼を運ぶのか。南部風鈴の音風景と数寄屋・夏座敷の設えから、京と南部の名旅館を辿る随想。
夏油温泉、標高七百の秘湯に藁葺きの湯小屋を継ぐ一軒 — 江戸初期開湯の湯治場に石灰華ドームを守る宿の記
岩手・北上、標高約700mの夏油温泉に立つ一軒宿・元湯夏油。七つの源泉掛け流しと足元自噴泉、隣接する特別天然記念物の石灰華ドーム、自炊部に残る湯治文化を深掘りする。
登録有形文化財に泊まる — 木造建築を今に伝える名旅館五軒
国の登録有形文化財に指定された木造の名旅館を、会津・山梨・城崎・花巻・みなかみから五軒。指定年・築年・客室数と継承の来歴とともに、泊まることが建築の保存につながる宿を紹介する。
三陸釜石と大船渡、世界一深い湾の縁に湯を継ぐ湯宿五軒 — リアスの磯と復興を越えた里湯
盛夏の三陸海岸、釜石・大船渡・陸前高田で湯を継ぐ湯宿を五軒。塩化物泉の展望露天から金山の鉱脈に湧く里の鉱泉まで、漁港の食卓とともに、年配の夫婦旅・友人連れに静かな三陸の旅を。
上がり湯という作法 — 旅館の湯場に最後に注がれる一杓が、なぜ宿の格を映してきたか
湯場を出る前に肩から流す一杓「上がり湯」。近世湯治場の作法を今に伝える名旅館三軒を、湯量・源泉数・湯口の意匠から辿るエッセイ。
三陸宮古と山田、夏の天然ホヤと真崎わかめを待つ食通宿四軒 — リアスの磯に育つ親潮の身
盛夏、三陸の親潮が冷えた湾を運ぶ。宮古から山田までのリアスの内湾に、天然ホヤと真崎わかめを主題に据えた食通の四軒を選ぶ。震災を越えた漁の作法と養殖筏に支えられた、リアスの食卓を読み解く編集部の試み。
三陸釜石と大船渡、世界一深い湾の縁に湯を継ぐ湯宿五軒 — リアスの磯と復興を越えた里湯
盛夏の三陸、釜石・大船渡・陸前高田。リアス海岸の縁に湯と漁を継ぐ五軒の宿を、塩化物泉の湯質と漁港の食卓を軸に編集部が選定した。震災と復興を越えた里湯の現在を、年配の夫婦旅・友人連れに向けて落ち着いた敬体で記す。
雫石鶯宿と網張、岩手駒ヶ岳北麓に棟を分ける離れ五軒 — 雫石川源流の独立棟と高原の夏朝
梅雨明けの雫石川源流域。鶯宿温泉と網張温泉、駒ヶ岳北麓に棟を分ける離れ・独立棟の宿を五軒。源泉かけ流しの湯量と坪数を主語に、夫婦と家族の静かな高原滞在を編む。
雫石鶯宿と網張、岩手駒ヶ岳北麓に棟を分ける離れ五軒 — 雫石川源流の独立棟と高原の夏朝
梅雨明けの雫石川源流域から、母屋と棟を分ける離れ形式の温泉宿を五軒。鶯宿・網張・つなぎの独立棟と源泉掛け流しの湯を、湯と建物を主語に編む。