秋分を過ぎ、旅館の厨房にその年の新米が届くころ。魚沼・庄内・会津の米どころで、新米を朝餉の主役に据える食通宿三軒を、料理と土地を主語にたどる随筆。
国の登録有形文化財に指定された木造の名旅館を、会津・山梨・城崎・花巻・みなかみから五軒。指定年・築年・客室数と継承の来歴とともに、泊まることが建築の保存につながる宿を紹介する。