客室露天 修善寺温泉
中伊豆修善寺、桂川の渓に湯を張り出す客室露天五軒 — 白露の独鈷の湯の里に竹林と紅葉を控える朝湯
弘法大師が桂川の岩を穿ったと伝わる独鈷の湯の里、中伊豆・修善寺温泉から、客室に露天または半露天の湯を備える五軒。全室離れの宿から創業四百年の吊り橋の別邸まで、湯質の数値と目安価格を添えて。
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客室露天 修善寺温泉
弘法大師が桂川の岩を穿ったと伝わる独鈷の湯の里、中伊豆・修善寺温泉から、客室に露天または半露天の湯を備える五軒。全室離れの宿から創業四百年の吊り橋の別邸まで、湯質の数値と目安価格を添えて。
名旅館 修善寺温泉
一四八四年、修禅寺の門前に開いた宿坊を端緒に、浅羽家が五百余年を継ぐ十二室の数寄屋宿。庭の池に建つ能舞台「月桂殿」と、竹林の野天風呂。白露の修善寺に、湯宿と芸能の関係を読む一軒記。
名旅館 由布院
夏の宵、玄関帳場に灯が入る頃。客の到着から見送りまでを差配した番頭という職能を、帳場の建築や暖簾の格と重ね、離れ形式の宿に継がれる作法を辿る随筆。あさば・亀の井別荘・別邸 仙寿庵の三軒に触れる。
離れ 山代温泉
盛夏の玄関先にまかれた一桶の水が、石畳から涼を呼ぶ。打ち水という迎えの所作の歴史を、修善寺『あさば』と加賀『べにや無何有』を手がかりに辿る随筆。
名旅館 修善寺温泉
修善寺温泉の中心、桂川の畔に明治五年から灯る新井旅館。十五棟の登録有形文化財と檜の天平大浴堂、独鈷の湯の系譜を、湯と建物を主語に深く描く一軒。
離れ 修善寺
霜月の伊豆、修善寺・天城湯ヶ島・伊豆高原から、棟数十棟前後で各棟に専用湯を備える離れ形式の宿四軒。あさば・おちあいろう・別邸 石の家・離れ御宿 夢のや。
離れ 修善寺
離れの形式は桂離宮(17世紀)の数寄屋造りに発し、明治の別邸建築、戦後の独立棟旅館へと継承された。あさば(修善寺)、三養荘(伊豆長岡)、別邸 仙寿庵(谷川温泉)の三軒を通じて、棟を分ける建築思想の系譜を辿るエッセイ。
名湯 修善寺温泉
皐月の修善寺は、桂川のせせらぎに新緑が映え、独鈷の湯の湯気が朝霧と溶け合う季節を迎える。本稿は伊豆最古の湯場、修善寺温泉に絞り、登録文化財や明治以前から続く老舗六軒を地図で結んで案内する。