梅雨明けの奥利根、谷川岳の麓に独立棟と母屋を分ける離れ形式の宿を、年配の夫婦旅の静けさと棟ごもりの構えを軸に五軒選んだ。
「源泉掛け流し」は近年広まった表記にすぎない。湧出量・加水・循環の三つの論点と、草津・奈良屋、みなかみ・宝川温泉 汪泉閣という二つの湯場の作法から、湯守たちの線引きの来歴をたどる読み物。