塩原温泉郷の最奥、元湯と新湯、那珂川源流域に棟を分ける離れ形式の宿五軒を地図とともに編む。含硫黄泉と塩化物泉の自家源泉、客室露天の方角、渓音の聞こえ方を主軸に置いた、谷の奥の静かな宿群。
大同元年806年に開湯した塩原十一湯から、古町・福渡・新湯・塩釜・大網の五湯場の宿を選んだ。料理宿から湯治系まで、泉質の異なる湯と文豪が綴った歴史を紹介する。