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みなかみ町
離れ
露地という隔て — 離れの宿が、母屋への一歩を、なぜ庭で遠ざけてきたか
母屋と客室の間にわざと庭を挟み、露地の飛石で内と外を隔ててきた離れの宿。茶の湯の露地に倣ったこの一歩の間合いを、庭を隔てとして読む視点から問い直す。谷川・由布院・河津の三軒を静かに挙げる。
2026 . 07 . 17
名湯
猿ヶ京と法師、三国峠の麓に文化財の湯を継ぐ湯宿五軒 — 法師乃湯の足元自噴と上州の里湯
三国峠の麓、群馬みなかみ南部の三湯場(猿ヶ京・湯宿・法師)から、足元自噴と登録文化財の湯屋を持つ宿を編集部が五軒選んだ。1875年創業の法師温泉長寿館を含む。
2026 . 06 . 29
名湯
源泉掛け流しという言葉 — 何をもって掛け流しと呼んできたか、湯守たちの線引き
「源泉掛け流し」は近年広まった表記にすぎない。湧出量・加水・循環の三つの論点と、草津・奈良屋、みなかみ・宝川温泉 汪泉閣という二つの湯場の作法から、湯守たちの線引きの来歴をたどる読み物。
2026 . 06 . 14
離れ
縁側という装置 — 旅館の内と外を繋ぐ板間が、いかに季節を呼び込んできたか
梅雨の朝、障子を引くと板間が湿りを帯びている。柱と障子の間に細く渡された縁側は、客間を取り巻きながら、外気と室内の境界を曖昧に保ってきた装置である。群馬・別邸 仙寿庵と神奈川・箱根 弓庵の縁側を参照しつつ、建築史と作法の両面から論じる。
2026 . 06 . 07
離れ
離れという形式は、いかに日本の宿の到達点となったか — 桂離宮から現代の独立棟旅館まで
離れの形式は桂離宮(17世紀)の数寄屋造りに発し、明治の別邸建築、戦後の独立棟旅館へと継承された。あさば(修善寺)、三養荘(伊豆長岡)、別邸 仙寿庵(谷川温泉)の三軒を通じて、棟を分ける建築思想の系譜を辿るエッセイ。
2026 . 05 . 20