客室露天 下風呂温泉
下北・大間と下風呂、津軽海峡を望む湯宿四軒 — 大間鮪を控える晩夏の湯
処暑の凪が渡る晩夏の下北半島。本州最北の温泉場・下風呂と大間に、含硫黄泉のかけ流しと津軽海峡を望む湯を張る宿を四軒。三源泉と海峡までの近さを、地図とともに紹介する。
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客室露天 下風呂温泉
処暑の凪が渡る晩夏の下北半島。本州最北の温泉場・下風呂と大間に、含硫黄泉のかけ流しと津軽海峡を望む湯を張る宿を四軒。三源泉と海峡までの近さを、地図とともに紹介する。
名湯 秋田県
蔦温泉・酸ヶ湯・後生掛。奥羽の背骨をなす三つの湯治場を、盛夏の八甲田から八幡平へ二泊三日で辿る。足元湧出の自噴湯、総ヒバの千人風呂、地熱のオンドル——標高と泉質の違いに即して、宿の来歴と集約評価とともに読む。
名湯 酸ヶ湯温泉
盛夏の高地に涼を求め、十和田の蔦温泉から八甲田の酸ヶ湯、峠を越えて八幡平の後生掛へ。奥羽の背骨をなす三つの湯治場を、標高と泉質の違いに即して二泊三日で辿る道行き。
名湯 奥入瀬渓流温泉
八甲田南麓・猿倉の湯が渓を下り、湖畔にはまた別の源泉が湧く。十和田湖と奥入瀬渓流に湯を継ぐ温泉旅館五軒を、湯質と源泉の来歴を軸に、夫婦の盛夏の旅路のために選んだ。
客室露天 青森県
白神山地の伏流と黄金崎の夕日を湯面に映す、青森県深浦町の海食崖に湯を張り出す小さな宿を四軒。晩夏の夕日と明け方の凪の朝湯を求める旅に。
名湯 秋田県
青橅の葉が渓に影を落とす盛夏、奥入瀬の瀬音が湯宿の窓辺まで届く。十和田湖畔と奥入瀬渓流沿いに湧く湯を、湯質と源泉背景・立地を軸に辿った五軒。
名旅館 四万温泉
白露の候、旅館の内湯に据えられた湯口という一点から湯場の作法を読み解くエッセイ。木樋の酸ヶ湯、石造の元禄の湯・積善館を訪ね、竹・銅・石・木の樋が生んだ結界と湯守の継承を辿る。
名旅館 下風呂温泉
本州最北の下風呂温泉郷。恐山を望み、津軽海峡に面して代を継ぐ名旅館四軒を、創業年と漁協との関係を軸に選んだ。井上靖『海峡』ゆかりの湯を訪ねる。
名湯 秋田県
八瀬の釜風呂、瀬戸内の石風呂、東北のむし湯。湯を浴びずに身体を温める古い作法を、後生掛温泉と酸ケ湯温泉旅館の湯場に寄せて辿る随筆。
名旅館 山代温泉
昭和の戦前まで、湯場の宿の継承は「看板娘」と呼ばれる長女の表舞台立ちから始まった。東北・北陸の三軒の老舗旅館に照らし、家系図に残らない女性たちの仕事を記録から読み解く随筆。