名湯
特集 / Editor's Pick

蔦・酸ヶ湯・後生掛、奥羽の湯治場を二泊三日で辿る — 盛夏の八甲田から八幡平へ蒸気と白濁の湯を継ぐ旅

蔦温泉・酸ヶ湯・後生掛。奥羽の背骨をなす三つの湯治場を、盛夏の八甲田から八幡平へ二泊三日で辿る。足元湧出の自噴湯、総ヒバの千人風呂、地熱のオンドル——標高と泉質の違いに即して、宿の来歴と集約評価とともに読む。

2026 . 08 . 24

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客室露天

囲いの高さという按配 — 客室露天が、隣室の視線と眼前の景のあいだに、なぜ塀の高さを選んできたか

客室露天の湯船を囲う塀の高さは、隣室の視線を隔てる壁であり、眼前の景を招く窓でもある。御宿The Earth・別邸仙寿庵・山荘無量塔の三軒に、開けと隔ての按配を見る。

2026 . 08 . 23
食通宿

三河湾蒲郡、西浦と形原の岬に大あさりと車海老を膳に待つ食通宿五軒 — 処暑の内海に走りの秋味を継ぐ宿

処暑の三河湾、蒲郡の西浦・形原の岬に大あさりと車海老を膳の主役に据える食通宿を五軒。名古屋から一時間半、産地の近い魚介と三河湾を望む湯を、湾の地図とともに訪ねる。

2026 . 08 . 22
食通宿

常陸奥久慈、袋田の滝の里に軍鶏と常陸秋そばを膳に待つ食通宿四軒 — 白露の渓に新そばの走りを継ぐ宿

白露のころ、久慈川の支流をさかのぼると新そばの刈り入れが近づく。奥久慈しゃもと常陸秋そばを膳の主役に据える、袋田の滝の里の食通宿を四軒選んだ。

2026 . 08 . 21
名旅館

上州伊香保、石段街に代を継ぐ名旅館四軒 — 初秋の坂に黄金の湯を戸口へ引く老舗の記

群馬・伊香保温泉の石段街で、創業五十年を越える名旅館四軒。含鉄の黄金の湯を源泉かけ流しで引き、木造建築と代替わりの物語を今に伝える老舗を、初秋の坂とともに紹介する。

2026 . 08 . 20
名湯

豊後別府鉄輪、地獄蒸しの湯けむりに貸間の作法を継ぐ一軒 — 初秋の温泉郷に自炊湯治の系譜を守る宿の記

別府八湯・鉄輪に残る「入湯貸間」の一軒、陽光荘。全室和室二十七室と地獄釜二十七基を備え、食事を出さずに台所を差し出す自炊湯治の宿を、泉質と滞在様式の来歴とともに深掘りする。

2026 . 08 . 19
名旅館

風鈴という音 — 旅館の軒に吊るされた一つのガラスが、なぜ夏の涼を耳から運んできたか

盛夏の軒先に吊るされた一つのガラスが、なぜ涼を運ぶのか。南部風鈴の音風景と数寄屋・夏座敷の設えから、京と南部の名旅館を辿る随想。

2026 . 08 . 18
名湯

豊後長湯、芹川の谷に日本屈指の炭酸泉を汲む一軒 — 処暑の高原に湯治の泡を継ぐ湯宿の記

大正6年創業、芹川のほとりに湯治の作法を継ぐ長湯温泉・大丸旅館。世界屈指の炭酸泉と外湯ラムネ温泉館、源泉粥の朝を、湯と建物を主語に一軒の歴史として辿る。

2026 . 08 . 17
客室露天

別府北浜と上人ヶ浜、別府湾の朝日を客室露天に映す四軒 — 盛夏の凪に湯けむりと海を重ねる湯宿

大分県別府市の海側、北浜と上人ヶ浜から別府湾を望む客室露天の湯宿を4軒厳選。海抜0mの大浴場を持つ潮騒の宿 晴海、90㎡超の離れのガハマテラス、自家源泉二本の望海、天空湯房の清海荘。

2026 . 08 . 16
食通宿

土用の丑、鰻を主役に据える食通宿五軒 — 一色から柳川、宍道湖まで蒲焼の煙を継ぐ膳

土用の丑に向け、鰻を主役に据える食通宿を産地別に五軒。宍道湖の天然もの、柳川のせいろ蒸し、浜名湖の地焼き、三河一色の炭火を、創業と料理の来歴、集約評価とともに紹介する。

2026 . 08 . 15