音更十勝川、植物性のモール泉を継ぐ湯宿五軒 — 立秋前の日高山脈を望む琥珀の湯
立秋前の北海道、琥珀色に澄むモール泉。太古の植物が生んだ植物性温泉を継ぐ音更・十勝川温泉の湯宿五軒を、源泉かけ流しの実力宿から全室露天の新しい宿まで、地図とともに辿る。
最新の Picks
VIEW ALL →酢の物という涼 — 旅館の夏の膳が、なぜ一鉢の酸味に暑気払いを託してきたか
土用の頃、旅館の夏の膳に差される一鉢の酸味。鱧の梅肉和えや土佐酢のもずくに、和食が暑気払いを託してきた理由を、京都・北陸・山陰の食通宿三軒の献立から辿る随想。
出羽三山羽黒山、山伏の宿坊に精進の膳を継ぐ一軒 — 盛夏の花供峰入りに杉木立の斎館を守る宿の記
羽黒山参道三の坂上、旧華蔵院の系譜を引く参籠所「斎館」。元禄十年再建、山伏の住まいを今に伝える唯一の遺構で供される出羽三山伝来の精進料理を、建物と食の来歴から辿る一軒の記。
蔦・酸ヶ湯・後生掛、奥羽の湯治場を二泊三日で辿る — 盛夏の八甲田から八幡平へ蒸気と白濁の湯を継ぐ旅
盛夏の高地に涼を求め、十和田の蔦温泉から八甲田の酸ヶ湯、峠を越えて八幡平の後生掛へ。奥羽の背骨をなす三つの湯治場を、標高と泉質の違いに即して二泊三日で辿る道行き。
宮城・峩々温泉、蔵王東麓の胃腸の湯に飲泉を継ぐ一軒 — 松川渓谷に湯守と自噴を守る宿の記
蔵王連峰の東麓、松川渓谷にただ一軒佇む峩々温泉。明治初期から六代、飲泉と伝統の「かけ湯」で胃腸の名湯を守り継ぐ湯治宿を、湯の作法とともに深く辿る。
美濃長良川、鵜飼の川湊に代を継ぐ名旅館四軒 — 晩夏の篝火と川原町の町家に灯る宿の記
岐阜・長良川温泉と川原町、鵜飼の川湊に代を継ぐ名旅館を四軒。万延元年創業の十八楼、川へ開いたホテルパーク、料理旅館の石金、鵜匠の家すぎ山を、晩夏の篝火と地図とともに訪ねる。
薩摩二泊、指宿から霧島へ辿る晩夏の食卓 — 黒豚ときびなご、薩摩の恵みを膳に継ぐ食通宿の旅
鹿児島・指宿温泉から霧島温泉郷へ二泊三日。黒豚ときびなご、摘み草と山の恵み。海と山の薩摩の食材を膳に継ぐ食通宿三軒を、晩夏の旅程とともに辿る。
三朝、三徳川の谷にラジウム泉を各室へ引く客室露天の宿 五選 — 河原風呂の里の朝湯
世界屈指のラジウム泉を客室露天へ引く三朝温泉の五軒。三徳川に面した山狭露天の清流荘、国登録有形文化財の旅館大橋ほか、河原風呂の里で湯を独占する宿を厳選した。
北八ヶ岳の裾、唐沢鉱泉と本沢温泉に山の湯治を継ぐ鉱泉宿四軒 — 標高千五百の炭酸泉と冷鉱泉
北八ヶ岳の裾、茅野市奥蓼科から南牧村へ。冷たい源泉を釜で焚き上げる山の湯治・鉱泉宿を四軒。二酸化炭素泉・含鉄炭酸泉・硫黄泉、そして標高2150mの雲上の湯まで、湯質と歴史でたどる。
湯川と那須温泉郷、茶臼岳東麓に湯を継ぐ湯宿五軒 — 鹿の湯系の白濁と硫黄の作法
共同浴場「鹿の湯」を源とする白濁の硫黄泉、山上の大丸系、谷底の北温泉系。茶臼岳東麓で湯を継ぐ湯宿五軒を、源泉系統ごとに辿ります。盛夏の高原避暑にも。