離れ 奈良県
大和奈良町と高畑、元興寺の甍の下に町家と数寄屋を一棟ずつ貸す宿三軒 — 正倉院展の霜月に、格子戸の内で夜を閉じる
第78回正倉院展(2026年10月24日〜11月9日)の夜を、奈良町と高畑の一棟貸しで過ごす。元興寺西隣の町家宿となり、町家五棟の紀寺の家、大正の数寄屋・翠門亭の三軒を、広さ・定員・食事・博物館までの距離とともに紹介します。
宿のかたち
棟を分けて建つ。静けさを買う宿
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離れ 奈良県
第78回正倉院展(2026年10月24日〜11月9日)の夜を、奈良町と高畑の一棟貸しで過ごす。元興寺西隣の町家宿となり、町家五棟の紀寺の家、大正の数寄屋・翠門亭の三軒を、広さ・定員・食事・博物館までの距離とともに紹介します。
離れ 黒川温泉
神無月の南小国、黒川温泉の西の谷あいに建つ、客室がすべて離れまたは一棟貸しの六軒。滝の上温泉の花風月、山頂に天空の露天を置く月洸樹、七滝の華坊、飛瀬の天河山荘、蔵迫温泉さくら、小田の久邸を、湯と棟の広さで読み解きます。
離れ 長野県
2026年の冬至(12月22日)をはさむ二泊三日。茅野・山浦で本宅の離れとして建てられた古民家「花兎」に泊まり、二泊目は原村のサウナ付きログコテージか富士見の築約100年の古民家へ。月と日の出の時刻、湯と蕎麦の寄り道まで編集部が組み立てました。
離れ 伊豆長岡温泉
秋分を過ぎた庭に影が伸びる頃、離れという形式の来歴をたどる随筆。桂離宮の数寄屋と茶室、明治・昭和の迎賓館と別邸、現代の独立棟という三段階を、奈良・月日亭、伊豆長岡・三養荘、霧島・天空の森の棟の構成から読み解きます。
離れ 由布院
由布院・黒川・霧島の山あいから、客室を棟ごとに分けた離れの湯宿を五軒選びました。全12室離れの山荘 無量塔、金鱗湖畔の亀の井別荘、自家源泉30湯の竹ふえ、茅葺きの雅叙苑、3棟だけの天空の森を、棟数と湯の成り立ちで整理します。
離れ 別所温泉
長月の信州で離れに籠もる旅に。昭和の離れを一棟貸しにした美ヶ原温泉の金宇館、文化財の棟を回廊で結ぶ別所温泉の花屋、明治の蔵座敷を移築した鹿教湯の三水館、古民家の集落に泊まる白馬の旅籠丸八。四軒の離れの形を編集部が読み解きます。
離れ 妙見温泉
棟ごとに間取りも坪数も湯の引き方も異なる離れの宿を五軒。代替わりのたびに一棟ずつ普請を足してきた宿では、庭に並ぶ棟が揃いません。霜月の落葉が進む頃、その不揃いがいちばんよく見えてきます。
離れ 秋保温泉
寒露の磊々峡に楓が色を移すころ、仙台の奥座敷・秋保で母屋から棟を分けた宿を訪ねる。数寄屋の離れ十棟、渓に臨む離れ宿十四室、森に離した十棟、河原の木造ロッジ十四棟を、棟数と坪数、湯の在り処とともに。
離れ 強羅
初秋の露地に低く据えられた一つの手水鉢。蹲踞という設えが、離れという独立した棟へ向かう客の身と心をいかに鎮めてきたかを、京都・炭屋旅館、箱根湯本・離れ 山家荘、箱根強羅・強羅花壇の露地を辿りながら、石と水を主語に読み解く一本。
離れ 岐阜県
建具替えは年に二度。六月に簾戸へ替え、襖と障子へ戻すのは秋分から十月朔日にかけて。蔵に納める枚数、風を通す理屈、そして戻ったあとの音と光の変わり方を、離れの三軒とともに辿ります。