名湯 長湯温泉
豊後長湯、芹川の谷に日本屈指の炭酸泉を汲む一軒 — 処暑の高原に湯治の泡を継ぐ湯宿の記
大正6年創業、芹川のほとりに湯治の作法を継ぐ長湯温泉・大丸旅館。世界屈指の炭酸泉と外湯ラムネ温泉館、源泉粥の朝を、湯と建物を主語に一軒の歴史として辿る。
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名湯 長湯温泉
大正6年創業、芹川のほとりに湯治の作法を継ぐ長湯温泉・大丸旅館。世界屈指の炭酸泉と外湯ラムネ温泉館、源泉粥の朝を、湯と建物を主語に一軒の歴史として辿る。
客室露天 別府温泉
大分県別府市の海側、北浜と上人ヶ浜から別府湾を望む客室露天の湯宿を4軒厳選。海抜0mの大浴場を持つ潮騒の宿 晴海、90㎡超の離れのガハマテラス、自家源泉二本の望海、天空湯房の清海荘。
離れ 由布院
白露の朝、離れへ通う露地の先に据えられた一枚の沓脱石。母屋と客室のあわいに置かれたこの石が、なぜ離れの宿の独立と静けさを支えてきたか。数寄屋と露地の作法を辿り、由布院・亀の井別荘と湯河原・石葉を静かに訪ねる建築意匠の随筆。
名湯 明礬温泉
寒の内の湯船の縁に積もる白い結晶——石灰華や湯の花という析出物を主題に、白骨・明礬・万座の名湯三軒を挿話的に訪ね、湯の年輪という視点で名湯文化を静かに綴る随筆。
名旅館 由布院温泉
由布岳の裾野、朝霧の由布院盆地で母屋を建て替えずに代を継ぐ名旅館五軒。金鱗湖畔の源流から古民家の離れ、大展望露天まで、湯と建物を主語に辿る。
離れ 大分県
阿蘇外輪山とくじゅうに挟まれた瀬の本高原から長者原へ。標高八百〜千メートルの草原に棟を分けた離れの宿を、盛夏の避暑地として五軒選んだ。全室源泉かけ流しの離れから江戸末期の冷泉湯治宿まで。
食通宿 原鶴温泉
晩夏の九州内陸、筑後川を遡る二泊三日。天ケ瀬・原鶴・日田で鮎と鵜飼、川の食卓を継ぐ食通宿を三軒。料理長の仕事を水の流れとともに辿る旅。
名湯 栃尾又温泉
処暑を過ぎ、熱い湯が遠ざかる頃。増富・栃尾又・長湯——三十度台のぬる湯に長く身を委ねてきた三軒を随筆として辿り、熱さではなく時間で身体を温める日本の湯場の系譜を記す。
客室露天 由布院
盛夏の宵、客室露天から上がった一刻を冷ます縁の腰掛けと夕涼みの設え。由布院と伊豆、気候の異なる二つの土地で、湯と建物が季節を留める装置としての夕涼みを辿る。
客室露天 鉄輪温泉
盛夏の豊後、別府八湯の高みに湧く明礬と鉄輪の客室露天五軒。青磁色の酸性硫黄泉、湯の花小屋、地獄蒸しの蒸気を各室の露天へ引く宿を、湯量と源泉とともに編集部が選んだ。