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大分県

名湯

湯垢という時間 — 湯船の縁に積もる白い結晶が、なぜ湯の年輪を語ってきたか

寒の内の湯船の縁に積もる白い結晶——石灰華や湯の花という析出物を主題に、白骨・明礬・万座の名湯三軒を挿話的に訪ね、湯の年輪という視点で名湯文化を静かに綴る随筆。

2026 . 07 . 18
名旅館

由布院、由布岳の裾野に代を継ぐ名旅館五軒 — 盆地の霧を戸口に置く湯の里の宿の記

由布岳の裾野、朝霧の由布院盆地で母屋を建て替えずに代を継ぐ名旅館五軒。金鱗湖畔の源流から古民家の離れ、大展望露天まで、湯と建物を主語に辿る。

2026 . 07 . 17
離れ

九州くじゅう周辺、瀬の本と長者原に棟を分ける離れ五軒 — 九重連山の高原に夫婦の静けさを置く

阿蘇外輪山とくじゅうに挟まれた瀬の本高原から長者原へ。標高八百〜千メートルの草原に棟を分けた離れの宿を、盛夏の避暑地として五軒選んだ。全室源泉かけ流しの離れから江戸末期の冷泉湯治宿まで。

2026 . 07 . 14
食通宿

筑後川を遡る二泊三日、天ケ瀬から原鶴・日田へ辿る川の食卓 — 鮎と豊後の恵みを膳に置く食通宿の旅

晩夏の九州内陸、筑後川を遡る二泊三日。天ケ瀬・原鶴・日田で鮎と鵜飼、川の食卓を継ぐ食通宿を三軒。料理長の仕事を水の流れとともに辿る旅。

2026 . 07 . 13
名湯

ぬる湯という時間 — 旅館の長湯が、なぜ三十度台の湯に身を委ねる作法を育ててきたか

処暑を過ぎ、熱い湯が遠ざかる頃。増富・栃尾又・長湯——三十度台のぬる湯に長く身を委ねてきた三軒を随筆として辿り、熱さではなく時間で身体を温める日本の湯場の系譜を記す。

2026 . 06 . 28
客室露天

湯上がりの一刻 — 旅館の夕涼みが、浴衣と縁の腰掛けに季節を留めてきた

盛夏の宵、客室露天から上がった一刻を冷ます縁の腰掛けと夕涼みの設え。由布院と伊豆、気候の異なる二つの土地で、湯と建物が季節を留める装置としての夕涼みを辿る。

2026 . 06 . 28
客室露天

別府明礬と鉄輪の奥、湯の花小屋を望む客室露天五軒 — 八湯の蒸気を各室に引く宿

盛夏の豊後、別府八湯の高みに湧く明礬と鉄輪の客室露天五軒。青磁色の酸性硫黄泉、湯の花小屋、地獄蒸しの蒸気を各室の露天へ引く宿を、湯量と源泉とともに編集部が選んだ。

2026 . 06 . 27
離れ

九重飯田高原と小田、くじゅう連山の麓に棟を分ける離れ五軒 — 標高千メートルの独立棟と高原の朝霧

梅雨明けの九重、飯田高原から串野・九酔渓・長者原へ。母屋から棟を分け、独立した湯舟と縁側を備える離れ五軒を、棟数・湯・坪・食の供し方とともに選んだ。標高千メートルの高原に夏霧が立つ。

2026 . 06 . 26
離れ

由布院の外、湯平と塚原に棟を分ける離れ五軒 — 由布岳南麓と石畳の湯場

由布院の中心を離れ、鎌倉期からの湯治場・湯平と、由布岳南麓の塚原高原に建つ棟分けの離れ五軒。酸性硫黄泉と弱アルカリ性、二つの湯場の対比を編む。

2026 . 06 . 25
名湯

火と石と蒸気で身体を温める ― 湯を浴びぬ作法の系譜を辿る随筆

八瀬の釜風呂、瀬戸内の石風呂、東北のむし湯。湯舟に浸らず、蒸気や石の乾いた熱で身体を温める古い作法の系譜を、京都・秋田・別府の三軒を訪ねながら辿る随筆。

2026 . 06 . 21