食通宿
外房勝浦と御宿、秋の伊勢海老と地魚を膳に待つ食通宿五軒 — 黒潮の磯に走りの秋味を継ぐ宿
秋分の頃に解禁を迎える外房の伊勢海老。黒潮が磯を洗う勝浦と御宿で、走りの秋味と地魚を膳の主役に据える食通宿を五軒、Media Picks Scoreとともに選んだ。
山陰・俵山と長門湯本、初秋の甘鯛と剣先烏賊を膳に待つ食通宿五軒 — 大寧寺川源流と青海島の凪に育つ長州の膳
白露から寒露へ、甘鯛と剣先烏賊が短い旬を迎える初秋。長門湯本・俵山・油谷湾の食通宿五軒を、料理長の職能と地元漁協との直取引を軸に選んだ。
会津若松から喜多方へ、新蕎麦と会津地鶏を辿る二泊三日 — 東山の湯宿に秋の食卓を継ぐ旅
秋分過ぎ、会津の新蕎麦と地鶏を軸に、東山温泉と喜多方・熱塩温泉を結ぶ二泊三日。向瀧、山形屋、原瀧の食通宿三軒を、湯と食の両輪で編集部が推す。
旬という約束 — 旅館の献立が、なぜ走り・盛り・名残の三段で季節を語ってきたか
立秋を境に、旅館の膳は夏の名残と秋の走りが同居する。走り・盛り・名残という日本料理の時間意識が、旅館の夕餉にいかに組み込まれてきたかを、信州扉温泉 明神館と加賀山代あらや滔々庵の二軒に例を採りつつ、静かに辿る随筆。
男鹿と八郎潟、夏の真鯛とハタハタ漁を待つ食通宿五軒 — 男鹿半島の磯と石焼料理を継ぐ宿
男鹿半島の磯辺で料理長の代を継いできた食通宿を五軒。石焼料理と日本海の真鯛・岩牡蠣、秋を待つハタハタを軸に、料理を主目的に旅する夫婦・友人連れへ。
淡路島由良と福良、鱧の名残と三年とらふぐ走りを待つ食通宿五軒 — 鳴門の渦にもまれた身を膳に置く宿
処暑を過ぎ、名残の鱧と走りの三年とらふぐを一度に味わう淡路の旅へ。由良と福良を核に、料理を主目的に据えた食通宿五軒を、素材と土地の名で綴る。
飛騨高山と古川、夏の飛騨牛と宿儺南瓜を待つ食通宿五軒 — 匠の里に料理長を継ぐ宿の食卓
古川の登録有形文化財「八ツ三館」、奥飛騨福地の「隠庵ひだ路」「元湯孫九郎」、高山の「飛騨亭花扇」「本陣平野屋花兆庵」——飛騨牛と宿儺南瓜・宮川川魚を主軸に、夏の食卓を組み立てる五軒。
膳に山と海を一度に置く宿 — 旅館の献立が、なぜ土地の地形を写してきたか
山あいの宿が運ぶ一尾、海辺の宿が摘む一菜。城崎・西村屋本館、谷川温泉・別邸 仙寿庵、能登・百楽荘の献立から、膳が土地の地形を写す作法を辿るエッセイ。
近江高島とマキノ、奥琵琶湖の汀に湖魚と近江牛を待つ食通宿四軒 — 鮎と本諸子を継ぐ料理の宿
盛夏の奥琵琶湖、近江高島からマキノの汀へ。本諸子・稚鮎・近江牛を会席に映す料理主体の宿を四軒、地図とともに紹介する。湖の幸を目的に旅する夫婦のための、湖西の小さな食の旅程。
外房勝浦と鴨川、土用の地金目と房総の岩牡蠣を待つ食通宿四軒 — 黒潮の漁港に建つ料理の宿
黒潮が陸の間近を流れる外房・勝浦と鴨川の海岸線に、料理を旅の目的とする食通宿を四軒編む。漁港直結の漁師料理、敷地源泉と磯会席、六室の手仕事、個室の懐石——地金目鯛と房総の岩牡蠣を待つ宿を、サライの目で。