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HotelPicks 編集部が選び抜いた、日本の宿。新着順。
名旅館

数寄屋大工という職能 — 旅館の客間を組み上げてきた者たちの、いま語られない継承について

盛夏の朝、旅館の客間に座ると、床柱と書院、欄間と組子に、数寄屋大工の手跡が残る。京都の俵屋旅館、金沢の金沢茶屋、松江の皆美館の三軒を通じて、明治以降に温泉地を巡って客間を組んだ職能の系譜と、いま語られない継承を、随筆として綴る。

2026 . 07 . 04
食通宿

夏の献立に、なぜ氷が立つのか — 旅館の料理長が涼を盛りつけてきた作法について

盛夏の夕餉に旅館の料理長が立てる氷盤。鱧の落とし、青楓を散らした向附、冷やし鉢——夏の二十数日のためだけに組み立てられる懐石の作法を、五軒の旅館の献立から静かに辿る。

2026 . 07 . 04
名湯

奥津、吉井川の瀬音に湯が足元から湧く三軒 — 美作の山あいに自噴泉を守る湯場の今

美作三湯のひとつ奥津に、浴槽の底から源泉が直に湧く「足元湧出」を守る三軒。奥津荘・河鹿園・東和楼を、湯量と湯温を主語に晩夏の吉井川沿いに辿る編集部の選。

2026 . 07 . 04
名旅館

看板娘という時代 — 旅館の女将の前にあった、若女将不在の家系継承について

昭和の戦前まで、湯場の宿の継承は「看板娘」と呼ばれる長女の表舞台立ちから始まった。東北・北陸の三軒の老舗旅館に照らし、家系図に残らない女性たちの仕事を記録から読み解く随筆。

2026 . 07 . 04
客室露天

浜名湖と舘山寺、汽水の入江に湯を張り出す客室露天五軒 — 遠州灘の夕陽と鰻の里を映す湖畔の朝湯

浜松市舘山寺と弁天島、浜名湖と遠州灘の境目に湯を張り出す客室露天のある五軒。大正八年の料亭由来から少人数運営リゾートまで、湯量と源泉、湖への向きで選ぶ盛夏の湖畔宿。

2026 . 07 . 04
離れ

塩原元湯と新湯、那珂川源流に棟を分ける離れ五軒 — 塩原十一湯の最奥に建つ独立棟

塩原温泉郷の最奥、元湯と新湯、那珂川源流域に棟を分ける離れ形式の宿五軒を地図とともに編む。含硫黄泉と塩化物泉の自家源泉、客室露天の方角、渓音の聞こえ方を主軸に置いた、谷の奥の静かな宿群。

2026 . 07 . 03
名湯

栃尾又、ラジウム温泉のぬる湯に三代を継ぐ一軒 — 越後の薬師信仰と長湯の作法を守る宿の記

新潟県魚沼市、奥只見の手前に湧く栃尾又のラジウム温泉。慶長年間に開かれ二十五代を継ぐ自在館を訪ね、源泉三十六度のぬる湯、長湯の作法、薬師信仰の谷の継承を記す。

2026 . 07 . 03
食通宿

加賀山中から白山麓へ、夏の鮎と白山菊酒を辿る二泊三日 — 北陸内陸に料理長を継ぐ食通宿の旅

梅雨明けの加賀、鶴仙渓の天然鮎と白山菊酒、白山一里野の岩魚と堅豆腐。海岸の名宿群とは別系統の、料理長を継ぐ食通宿の谷筋を、二泊三日で辿る。

2026 . 07 . 03
名旅館

仲居という職能 — 客間の時間を設えた者たちの、いま語られない作法について

盛夏、夕餉の膳を運ぶ廊下に打ち水の冷気が立つ頃、客間と板場をつなぐ仲居の働きに目を向ける。京の老舗・俵屋旅館(1704年創業)と柊家(1818年創業)を手掛かりに、座配りと膳出しの間合い、女将への継承の系譜を辿る。

2026 . 07 . 03
客室露天

鹿児島妙見と新川渓谷、天降川沿いに湧く客室露天五軒 — 内陸の渓に夏霧を映す湯

盛夏の薩摩内陸、霧島山の伏流を集めた天降川沿いに、客室露天で湯を独占できる五軒。妙見温泉郷と新川渓谷温泉郷を編む。

2026 . 07 . 03
名旅館

黒川と小田、奥阿蘇の里に代を継ぐ名旅館四軒 — 田の原川の谷と入湯手形の系譜

梅雨明けの阿蘇外輪山を背に、黒川温泉郷と小田温泉、奥阿蘇の里湯に代を継ぐ家族経営の名旅館四軒。御客屋(1722年創業)を起点に、田の原川の谷と入湯手形の系譜を編集的に整理する。

2026 . 07 . 02
離れ

山鹿と平山、菊池川流域に棟を分ける離れ五軒 — 八千代座と豊前街道の独立棟

盛夏の灯籠まつり前、熊本県山鹿市の平山温泉と山鹿温泉から、棟ごとに玄関・庭・浴室が独立する離れ五軒を編集部が選ぶ。八千代座と豊前街道、奥座敷の湯。

2026 . 07 . 02
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