新潟県
ぬる湯という時間 — 旅館の長湯が、なぜ三十度台の湯に身を委ねる作法を育ててきたか
処暑を過ぎ、熱い湯が遠ざかる頃。増富・栃尾又・長湯——三十度台のぬる湯に長く身を委ねてきた三軒を随筆として辿り、熱さではなく時間で身体を温める日本の湯場の系譜を記す。
栃尾又、ラジウム温泉のぬる湯に約四百年を継ぐ一軒 — 越後の薬師信仰と長湯の作法を守る宿の記
新潟県魚沼市、奥只見の手前に湧く栃尾又温泉。全国屈指のラジウムを含む三十五度のぬる湯に一〜二時間浸かる長湯の作法を、約四百年・二十五代にわたり守る湯治の宿「自在館」を訪ねる。
pHという尺度 — 湯の酸とアルカリを数字で語る作法が、いかに肌の記憶を残してきたか
強酸性の玉川から強アルカリの嬉野まで。湯のpHという一つの数字が、湯場ごとの肌の記憶をいかに刻んできたか。湯を数字で読む作法を辿る随筆。
越後上越から佐渡へ、夏の南蛮えびと佐渡もずくを辿る二泊三日 — 直江津港と両津港を渡る食通の旅
梅雨の合間の日本海を料理から辿る二泊三日。直江津港の南蛮えびと佐渡もずく・岩牡蠣を主軸に、上越と佐渡の食通宿二軒を編集部が選定。
上信越の境、苗場と志賀の高原に離れを辿る二泊三日 — 梅雨明けの清水越えと笹川源流
梅雨明けの上信越国境を二泊三日で。新潟・湯沢の苗場山麓と長野・山ノ内の奥志賀渓谷、独立棟の宿を辿る編集部の旅程提案。1610年創業の街道宿の離れと、標高1500mに六室のロッジを核に。
佐渡、夏の南蛮えびと岩牡蠣を待つ食通宿四軒 — 真野湾と外海府、島の漁師の食卓
夏至過ぎの佐渡。岩牡蠣の素潜り漁が立つ真野湾、南蛮えびの籠漁が始まる両津湾、荒磯の外海府。海の幸を主役に据えた佐渡の食通宿四軒を、漁港ごとに選びました。
越後弥彦、彌彦神社の門前に明治から続く一軒 — 一の鳥居をくぐる参道の旅籠
越後一宮・彌彦神社の門前で代を継ぐ「四季の宿みのや」。元禄十四年創業、明治四十五年の大火を経て大正期に建て替えられた数寄屋の構えで、参詣旅籠の系譜を今に伝える一軒を、年中行事と湯と継承の視点から辿る。
越後村上と岩船、三面川と岩船港に代を継ぐ名旅館四軒 — 鮭の町の塩引と城下の宿
鮭の町・越後村上と瀬波温泉に代を継ぐ名旅館四軒。塩引鮭を軒に吊るす登録有形文化財の元旅籠から開湯の宿まで、城下と海辺の名旅館を編集部が選んだ。
妙高・赤倉、高原の離れ五軒 — 雪解け水と山の冷気に包まれる独立棟
新潟県妙高市・妙高高原の離れ/独立棟形式の宿を五軒選定。赤倉・燕・妙高温泉から、棟分けされた独立性を持つ宿を、湯量・棟構成・歴史の観点で厳選し、Media Picks Score とともに紹介する。
六日町と塩沢、魚沼盆地の客室露天五軒 — 田植え後の青田と魚野川の朝霧
水無月の南魚沼。六日町温泉・五十沢温泉・大沢山温泉、そして塩沢宿の周辺から、Yadolist 編集部が客室露天五軒を選び、湯量・源泉・建築・季節の表情を記録します。