名湯 西山温泉
飲むという養生 — 湯を口に含む作法が、なぜ湯治の里で薬効の一部に数えられてきたか
飲泉は、飲用の許可を受けた源泉にだけ許された養生の作法である。岐阜・湯屋温泉、山梨・西山温泉、山口・俵山温泉——湯治の里の三軒を手がかりに、湯を口に含む行為が湯治の里で薬効の一部に数えられてきた理由を辿る。
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名湯 西山温泉
飲泉は、飲用の許可を受けた源泉にだけ許された養生の作法である。岐阜・湯屋温泉、山梨・西山温泉、山口・俵山温泉——湯治の里の三軒を手がかりに、湯を口に含む行為が湯治の里で薬効の一部に数えられてきた理由を辿る。
食通宿 石和温泉
重陽の頃、甲府盆地は葡萄の収穫を迎えます。石和温泉はそもそも葡萄畑から湧いた湯でした。葡萄と湯が同じ土から出た土地で、甲州ワインを膳に置く食通宿を五軒。
名旅館 会津東山温泉
国の登録有形文化財に指定された木造の名旅館を、会津・山梨・城崎・花巻・みなかみから五軒。指定年・築年・客室数と継承の来歴とともに、泊まることが建築の保存につながる宿を紹介する。
客室露天 山梨県
河口湖の汀に立つ、客室の露天から霊峰を仰ぐ宿を五軒。盛夏の早朝、湖面に朝霧の立つ時刻に最も澄む逆さ富士と、溶岩台地に湧く湯を一室から静かに味わう夫婦旅のための一覧。目安価格を添えて並べる。
食通宿 長門湯本
盛夏の夕餉に旅館の料理長が立てる氷盤。鱧の落とし、青楓を散らした向附、冷やし鉢——夏の二十数日のためだけに組み立てられる懐石の作法を、五軒の旅館の献立から静かに辿る。
客室露天 石和温泉
昭和三十六年に葡萄畑から湧き出た笛吹川扇状地の湯どころで、客室露天を備える五軒を編集部が選定。銘石庭園のかげつ、駅前の糸柳、十棟すべて客室露天の和穣苑など、盛夏の朝湯のための宿を編む。
客室露天 山梨県
盛夏の早朝、無風の湖面に逆さ富士が澄んで立つ。河口湖畔で客室露天と湖ビューを備えた温泉宿を五軒、源泉と眺望を軸に選びました。
名湯 栃尾又温泉
処暑を過ぎ、熱い湯が遠ざかる頃。増富・栃尾又・長湯——三十度台のぬる湯に長く身を委ねてきた三軒を随筆として辿り、熱さではなく時間で身体を温める日本の湯場の系譜を記す。
客室露天 石和温泉
盛夏の甲府盆地、笛吹川扇状地に湧く客室露天備えの五軒。明治十二年創業の糸柳、銘石庭園のかげつ、庭園露天の喜仙、十六室の小宿うかい、名湯百選の富士野屋夕亭。葡萄畑を見下ろす朝湯の輪郭を描く。
客室露天 山梨県
富士北麓・山中湖と西湖の周辺で、客室露天から富士・青嶺を望む五軒。逆さ富士の朝霧、湖面の湯、年配の夫婦旅に向く宿を厳選。