名旅館 花巻温泉郷
陸中台温泉、細い坂道に木造の自炊旅籠を継ぐ四軒 — 霜降の花巻に六百年の湯町を守る宿
霜降の花巻、台川の谷に延びる細い坂道。元中四年の開湯から六百年、木造の湯宿を継ぐ四軒を、湯と建物を主語に選んだ。
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名旅館 花巻温泉郷
霜降の花巻、台川の谷に延びる細い坂道。元中四年の開湯から六百年、木造の湯宿を継ぐ四軒を、湯と建物を主語に選んだ。
名湯 夏油温泉
栗駒国定公園の三つの湯場、夏油・須川・鬼首から源泉かけ流しの湯宿五軒を選びました。標高千百二十六メートルで毎分六千リットルが自噴する須川温泉、湯船の底から湧く足元自噴泉の元湯夏油、大正七年創業の鬼首・大新館。処暑から白露へ、一年の半分だけ灯る山の湯を訪ねます。
食通宿 岩手県
秋分から寒露へ、三陸鉄道リアス線の北端・久慈から野田村・普代村・田野畑村へ南下する二泊三日。海女の里と塩の村、北緯四十度の断崖、北山崎の玄関口に立つ食通宿三軒を辿る。
名旅館 大沢温泉
盛夏の軒先に吊るされた一つのガラスが、なぜ涼を運ぶのか。南部風鈴の音風景と数寄屋・夏座敷の設えから、京と南部の名旅館を辿る随想。
名湯 夏油温泉
岩手・北上、標高約700mの夏油温泉に立つ一軒宿・元湯夏油。七つの源泉掛け流しと足元自噴泉、隣接する特別天然記念物の石灰華ドーム、自炊部に残る湯治文化を深掘りする。
名旅館 会津東山温泉
国の登録有形文化財に指定された木造の名旅館を、会津・山梨・城崎・花巻・みなかみから五軒。指定年・築年・客室数と継承の来歴とともに、泊まることが建築の保存につながる宿を紹介する。
名湯 岩手県
盛夏の三陸海岸、釜石・大船渡・陸前高田で湯を継ぐ湯宿を五軒。塩化物泉の展望露天から金山の鉱脈に湧く里の鉱泉まで、漁港の食卓とともに、年配の夫婦旅・友人連れに静かな三陸の旅を。
名旅館 四万温泉
湯場を出る前に肩から流す一杓「上がり湯」。近世湯治場の作法を今に伝える名旅館三軒を、湯量・源泉数・湯口の意匠から辿るエッセイ。
食通宿 岩手県
盛夏、三陸の親潮が冷えた湾を運ぶ。宮古から山田までのリアスの内湾に、天然ホヤと真崎わかめを主題に据えた食通の四軒を選ぶ。震災を越えた漁の作法と養殖筏に支えられた、リアスの食卓を読み解く編集部の試み。
名湯 岩手県
盛夏の三陸、釜石・大船渡・陸前高田。リアス海岸の縁に湯と漁を継ぐ五軒の宿を、塩化物泉の湯質と漁港の食卓を軸に編集部が選定した。震災と復興を越えた里湯の現在を、年配の夫婦旅・友人連れに向けて落ち着いた敬体で記す。