岩惣(いわそう)の掲載価格は1泊2名¥62,000〜¥84,000(2026年10月〜2027年3月宿泊分)で、いちばん安いのは1月、中央値¥52,800です。紅葉の11月は¥83,600と1月より¥30,800高く、曜日では水曜・金曜泊が低い。

霜月、もみじ谷が色づく頃が一年でいちばん値の張る季節である。公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(1,000件以上)。料金の暦と、本館・新館・離れの違い、夕食の形式を公式サイトの記載とデータで整理した。

この記事の要点

  • 掲載価格は1泊2名¥62,000〜¥84,000(2026年10月〜2027年3月宿泊分、下位25%〜上位25%)
  • 月別の中央値は1月¥52,800が最安、2月¥55,000が続き、紅葉の11月¥83,600が最高
  • 曜日では水曜・金曜泊が¥66,000で最も低く、土曜泊は¥83,600と¥17,600高い
  • 客室は本館5・新館29・はなれ4の全38室(公式サイト)。夕食は食事処かダイニングで、部屋食ではない

みやじまの宿 岩惣 — 宮島・もみじ谷 · 紅葉の木々に囲まれた木造平屋の離れ客室
写真: みやじまの宿 岩惣 公式サイトより — 公式サイトを見る →

湯の情報

泉質
ラドンを含む冷鉱泉「若宮温泉」(ラドン含有量9.04マッヘ/kg、泉温18.6℃、pH6.0。2024年9月30日調査)
貸切風呂
なし。大浴場「日の出湯」「月の湯」(内湯・露天風呂)を利用
客室露天
温泉付きの客室はなし。離れ2棟(秋錦亭・洗心亭)と新館の客室に内風呂(温泉水は不使用)
日帰り入浴
受け付けていない
岩惣 月別の掲載価格(中央値) — 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)
グラフの数値を表で見る
項目掲載価格の中央値
2026年4月¥66,800
5月¥63,800
6月¥66,000
7月¥68,200
8月¥68,200
9月¥68,200
10月¥72,600
11月¥83,600
12月¥68,200
2027年1月¥52,800
2月¥55,000
3月¥70,400

岩惣の価格はいくら?安い月はいつ?

月ごとに見ると、岩惣の掲載価格の中央値は¥52,800〜¥83,600の幅に収まる。最も低いのは2027年1月の¥52,800、次いで2月の¥55,000で、冬の二か月が抜けて安い。春から初秋は¥63,800〜¥68,200でほぼ横ばい、10月に¥72,600へ上がり、11月の¥83,600が頂点になる。11月は10月より¥11,000、1月より¥30,800高い。

11月の値上がりは、宿の目の前にあるもみじ谷の紅葉の季節と重なる。12月は中央値¥68,200まで戻るが、上位25%は¥107,800と年末の日付が幅を広げている。

宿泊月 中央値 下位25%〜上位25% 集計日数
2026年4月 ¥66,800 ¥66,800〜¥72,600 28日
5月 ¥63,800 ¥63,800〜¥83,600 25日
6月 ¥66,000 ¥60,500〜¥81,400 27日
7月 ¥68,200 ¥63,800〜¥68,200 28日
8月 ¥68,200 ¥68,200〜¥83,600 29日
9月 ¥68,200 ¥63,800〜¥100,100 28日
10月 ¥72,600 ¥68,200〜¥105,600 28日
11月 ¥83,600 ¥83,600〜¥103,400 25日
12月 ¥68,200 ¥63,800〜¥107,800 27日
2027年1月 ¥52,800 ¥52,800〜¥68,200 27日
2月 ¥55,000 ¥55,000〜¥55,000 25日
3月(1〜23日) ¥70,400 ¥66,000〜¥71,500 20日

平日と週末でいくら違う?

岩惣 曜日別の掲載価格(中央値) — 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)
グラフの数値を表で見る
項目掲載価格の中央値
月曜泊¥68,200
火曜泊¥68,200
水曜泊¥66,000
木曜泊¥68,200
金曜泊¥66,000
土曜泊¥83,600
日曜泊¥74,800

2026年10月1日〜2027年3月23日の宿泊分では、水曜泊と金曜泊が中央値¥66,000で最も低く、月・火・木曜泊は¥68,200。土曜泊は¥83,600で最安の曜日より¥17,600高く、日曜泊は¥74,800である。

本館・新館・離れ、客室はどう違う?

公式サイトの施設概要によると、客室は全38室(本館5室・新館29室・はなれ4室)で、すべて和室。棟ごとに建物の年代と設えが異なる。

  • 離れ(4棟) — 大正13年〜昭和26年に建てられた一室一棟の木造平屋で、火灯窓や欄間、格子に当時の意匠が残る。宮家が多く利用した「錦楓亭」、昭和3年建築の「秋錦亭」、浅野長勲公が名付けた「龍門亭」、昭和27年に吉川英治が『新平家物語』を執筆した「洗心亭」。内風呂は秋錦亭と洗心亭の2棟にある。
  • 本館(5室) — 昭和初期の木造建築で、一室ごとに意匠が異なり、新館よりももみじ谷に近い。客室に風呂はない。定員2〜4名。
  • 新館 — 1981年建築の鉄筋5階建て。和室10畳(定員1〜3名)と、もみじ谷側の角部屋に10畳2間(定員2〜6名)。全室に風呂が付き、客室階までエレベーターで上がれる。

館内は段差が多く、地下の大浴場へは階段のみ。公式サイトは足元に不安のある人に新館の客室を勧めている。

もう一歩深く — もみじ谷と岩惣

みやじまの宿 岩惣 — 宮島・もみじ谷 · 客室の窓越しに広がる紅葉の谷と籐の椅子
写真: みやじまの宿 岩惣 公式サイトより — 公式サイトを見る →

公式サイトの「岩惣の歴史」によれば、嘉永年間に初代・岩国屋惣兵衛が荒れていた楓谷の開拓を奉行所へ願い出て、川を挟んで亭を結び、苗木を植え、橋を架けた。もみじ谷とともに岩惣が始まったのは安政元年(1854年)の秋で、屋号もこの名にちなむ。昭和20年9月17日の枕崎台風では土石流で谷が壊滅的な被害を受けたが、3年後からの復旧工事で、巨石は野面のまま、樹木は切らず、石材は現地のものに限るという方針のもと「砂防庭園」として蘇った。

岩惣の夕食は部屋食?どんな料理?

夕食・朝食とも、お食事処「もみぢ」または「ダイニング」で供され、部屋食ではない。会場は宿が決め、選ぶことはできない(公式サイトのよくある質問)。料理は会席で、京会席で腕を磨いた料理長が、カキや穴子など広島の食材と季節の海の幸・山の幸を組み立てる。公式サイトはミシュランガイド1つ星の日本料理と紹介し、2016年のG7外相会合、2023年のG7広島サミットでワーキングディナーの会場になったと記す。

朝食は8時00分・8時30分のいずれかで、お食事処「もみぢ」に用意される。米は広島県産のコシヒカリ。夕食の最終開始は19時30分で、19時を過ぎる到着は事前の連絡が求められる。

岩惣の女将と、宿に残る逸話は?

岩惣の来歴には代々の女将が登場する。明治39年頃、当時の女将・栄子がカステラ生地にこしあんを包んだ茶菓子を考案し、高津堂の主人に制作を依頼した。これがもみじ饅頭の始まりだと、宿は公式サイトで伝えている。

湯の発見にも女将が関わる。明治18年に掘った井戸水について、先々代の女将が肌への良さを口にしたことから調べたところ、地下わずか5メートルの水源にラドンが含まれていた。源泉の地名から「若宮温泉」と名付けられた。

口コミではどんな点が挙がっている?

公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(5点満点、1,000件以上)。口コミで触れられる話題は次のとおりで、いずれも好意的な言及が中心である。

  • 料理の味に触れた口コミが40〜50%
  • 観光地・名所(厳島神社への近さなど)に触れた口コミが20〜30%
  • スタッフの対応に触れた口コミが20〜30%
  • お風呂に触れた口コミが20〜30%
  • 温泉・天然温泉に触れた口コミが20〜30%

岩惣はどんな人に向く?

  • 向く: 大正〜昭和の木造の離れや本館に泊まりたい夫婦旅。厳島神社まで徒歩3分の立地で、朝夕の参拝やもみじ谷の散策を旅の中心に置く人。
  • 向かない: 部屋食や客室の温泉を前提にした旅程(夕食は食事処、温泉は大浴場のみ)。ベッドの洋室を求める旅や、段差を避けたい旅程では、新館の客室に絞って選ぶ必要がある。

アクセス・基本情報

  • 所在地: 広島県廿日市市宮島町345-1
  • アクセス: 宮島桟橋から徒歩15分。厳島神社まで徒歩3分、ロープウェーまで徒歩10分
  • 送迎: 宮島桟橋〜岩惣間の送迎車あり(8:00〜20:00、乗船時刻が決まった段階で電話連絡)
  • 客室数: 全38室(本館5室・新館29室・はなれ4室、すべて和室)
  • チェックイン 15:00(19:00までの到着を推奨)/チェックアウト 10:00
  • 駐車場: 島内の岩惣駐車場(無料、5台)。対岸の宮島口桟橋に有料駐車場あり
  • 創業: 安政元年(1854年)

宮島で近くの宿と比べるなら

島内で口コミ件数が多く、客室の性格が異なる2軒。価格は岩惣と同じ期間の掲載価格である。

錦水館 — 宮島・海岸通り

掲載価格 ¥68,000–¥120,000 / 泊(2名1室・税込、2026年10月〜2027年3月)

錦水館 — 宮島・海岸通り · 窓辺に半露天風呂を備えた和モダンの客室と宮島の町並み
写真: 錦水館 公式サイトより — 公式サイトを見る →

湯の情報

泉質
「宮島潮湯温泉」— 海水を含んだ天然温泉(公式サイト)
客室露天
半露天風呂付きのスイート「禄」がある
日帰り入浴
現在受付を中止している

1902年(明治35年)創業の海沿いの宿(公式サイト)。月別では2月が中央値¥63,800で最も低く、11月は¥133,100。公開レビューデータを集計した評価は4.0〜4.5(1,000件以上)。海側の眺めと客室の湯を優先する旅に合う。2026年12月14〜18日などにメンテナンス休館日がある(公式サイト)。


宮島グランドホテル有もと — 宮島・厳島神社そば

掲載価格 ¥42,000–¥92,000 / 泊(2名1室・税込、2026年10月〜2027年3月) 53室

宮島グランドホテル有もと — 宮島・南町 · 夕暮れの瀬戸内海を望む檜の露天風呂付き客室
写真: 宮島グランドホテル有もと 公式サイトより — 公式サイトを見る →

「創業四百余年」をうたい、宮島で最古の旅館と紹介する宿(公式サイト)。全53室で、総檜の露天風呂付客室や和洋室もそろう。月別では1月が中央値¥39,400で最も低く、10月は¥112,200、11月は¥101,200。公開レビューデータを集計した評価は4.0〜4.5(1,000件以上)。冬の価格が低く、ベッドの部屋や客室の湯を選びたい旅程に合う。


よくある質問

Q. 岩惣に安く泊まれるのはいつですか?

A. 月別の掲載価格(1泊2名・税込の中央値)は2027年1月が¥52,800、2月が¥55,000で最も低い。曜日では水曜・金曜泊が¥66,000で、土曜泊(¥83,600)より¥17,600低い(2026年10月〜2027年3月宿泊分)。

Q. 紅葉の時期の岩惣はいくらですか?

A. 2026年11月宿泊分の掲載価格の中央値は1泊2名¥83,600で一年で最も高く、10月の¥72,600より¥11,000高い。上位25%は¥103,400である。

Q. 岩惣の夕食は部屋食ですか?

A. 部屋食ではない。夕食・朝食ともお食事処「もみぢ」またはダイニングで供され、会場は選べない。(公式サイト)。

Q. 客室に温泉や露天風呂はありますか?

A. 温泉付きの客室や貸切風呂はない。離れの秋錦亭・洗心亭と新館の客室には内風呂があるが温泉水は使っておらず、温泉は大浴場「日の出湯」「月の湯」(内湯・露天風呂)で入浴できる。日帰り入浴は受け付けていない。

本記事の参考情報

データの見方(集計方法)

  • 価格: 2名1室・1泊あたりの掲載料金(税込)。食事条件・プランを問わない各宿の最安値で、各宿・各宿泊日について空室ありで掲載されていた最後の時点の料金(OTAに掲載された販売価格・税込。実際の予約金額・プラン条件とは異なることがあります)
  • 対象: 広島県廿日市市(宮島)の旅館 3施設(みやじまの宿 岩惣・錦水館・宮島グランドホテル有もと)の各宿の掲載価格
  • 期間: 月別の表・グラフは2026年4月1日〜2027年3月23日宿泊分を1か月ずつ集計(2027年3月は1〜23日)。価格帯(下位25%〜上位25%)と曜日別は2026年10月1日〜2027年3月23日宿泊分。2026年10月24日時点の掲載価格
  • 口コミ: 直近24か月に投稿された口コミのうち、各テーマに触れた口コミの割合(10%刻みの範囲)。評価点と件数は公開されている口コミの集計。(評価点・件数は2026年10月24日時点の公開値の集計。口コミ30件未満の施設は非表示)
  • 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)/メトロエンジンリサーチ (レビュー分析)
  • 注意: 料金は予約サイトに掲載された料金で、実際の予約時の料金(クーポン・会員割引など)とは異なることがある/これから先の宿泊日の料金は2026年10月24日時点の掲載料金で、今後変わることがある/客室数・設備・食事・温泉の情報は各宿の公式サイトの記載による

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