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名旅館

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帳場の火鉢という間合い — 玄関脇の銅火鉢が整える、客と宿の初対面

白露から彼岸へ。旅館の玄関脇に据えられた銅の火鉢が、なぜ客と宿の初対面を静かに整えてきたのか。俵屋旅館・法師温泉 長寿館・元湯 陣屋の三軒に、その名残をたどる。

2026 . 07 . 26
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信州扉と美ヶ原、王ヶ頭の麓に代を継ぐ名旅館四軒 — 松本の奥座敷に灯る古湯の現在

扉温泉 明神館、王ヶ頭ホテル、浅間温泉 玉之湯、美ヶ原温泉 月の静香。松本の奥座敷に代を継ぐ名旅館四軒を、創業年と客室数、湯量とともに描く。

2026 . 07 . 25
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葭簀という日除け — 旅館の夏座敷が、なぜ一枚の簾で光と風を選んできたか

土用の日盛りに、旅館の軒先で葭簀が立てかけられる音がする。障子を外し、簾を吊り、板の間に籐筵を敷く — 数寄屋の俵屋と書院の吉田山荘、京都の名旅館二軒で読み解く、夏座敷の建築の知恵。

2026 . 07 . 24
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加賀山代、古総湯の門前に九谷と魯山人を継ぐ一軒 — 開湯千三百年の湯町に代を継ぐ料亭旅館の記

山代温泉の古総湯の正面、湯の曲輪の中心で十八代続く料亭旅館「あらや滔々庵」。北大路魯山人が寓居した地で、九谷焼の器と加賀懐石を継ぐ一軒を、器と食に眼のある夫婦旅の宿として編集部が深く描く。

2026 . 07 . 23
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内湯の湯口という結界 — 旅館の湯船に据えられた一つの吐水口が、なぜ湯場の作法を分けてきたか

白露の候、旅館の内湯に据えられた湯口という一点から湯場の作法を読み解くエッセイ。木樋の酸ヶ湯、石造の元禄の湯・積善館を訪ね、竹・銅・石・木の樋が生んだ結界と湯守の継承を辿る。

2026 . 07 . 23
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梅雨明けの鶴仙渓に川面を映して — 山中温泉「花紫」、山田屋から続く全室リバービューの一軒

梅雨明けの鶴仙渓の畔、菊の湯の門前に立つ山中温泉「花紫」。明治創業の山田屋を継ぐ二十七室の宿を、全室リバービューの眺めと加賀懐石、湯の系譜から一軒だけ深く読む。

2026 . 07 . 22
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山形赤湯、烏帽子山の裾に十四代を継ぐ一軒 — 上杉藩湯治湯に江戸中期から灯る名旅籠の記

米沢藩主・上杉家の別荘「赤湯御殿」を源に、湯を守る役職名を宿号に戴いて三百八十余年。山形・赤湯温泉、烏帽子山の裾に石岡家が代々継ぐ名旅籠を、上杉藩ゆかりの来歴と全12種の湯めぐり、毎分100リットルの名湯から単館深掘りで綴る。

2026 . 07 . 21
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湯札という証 — 旅館の湯場に下げられた一枚の木札が、いかに湯の権利を継いできたか

夏の朝、共同湯の戸口に揺れる一枚の木札。湯札という小さな証が、いかに源泉を引く権利と順番を代々継いできたか。外湯文化の残る城崎と野沢を糸口に綴る随筆。

2026 . 07 . 21
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師走の門前町、出雲から石見へ 神在月明けの名旅館四軒 — 神迎えを終えた里に代を継ぐ宿

神在月を終えた師走、出雲大社門前から石見銀山の湯町、有福、益田へ。代を継ぐ名旅館四軒を地図とともに訪ねる、神送りののちの静かな門前の冬。

2026 . 07 . 19
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加賀温泉郷、山中・山代・粟津に代を継ぐ名旅館四軒 — 開湯千三百年の谷に灯る老舗の今

行基の発見と芭蕉の逗留に始まる加賀温泉郷。山中・山代・粟津の三湯から、創業五十年を越えて代を継ぐ名旅館を四軒、地図とともに編む。

2026 . 07 . 18