名旅館
信州昼神、谷の能舞台を抱く一軒 — 能舞台と数寄屋を継ぐ南信の名旅館の記
長野県阿智村昼神温泉、檜造りの能舞台と数寄屋造りの大広間を抱く石苔亭いしだ。盛夏の夜、毎夜の宴と湯と建物を一夜に味わう一軒を、編集部が深く語る。
善光寺門前、長野の御開帳の里に代を継ぐ名旅館四軒 — 七年に一度の参詣道に灯る宿の今
国宝・善光寺の門前に、参詣客を泊めてきた名旅館と宿坊を四軒。創業年・客室数・建築の格を記し、七年に一度の御開帳に向き合って代を継ぐ宿の現在を、地図とともに編んだ。
善光寺門前の参詣宿 四軒 — 宿坊と数寄屋、門前町に泊まる
善光寺の門前に、参詣の人を泊めてきた宿坊と門前旅館を四軒。創業年・客室数・建築の格を明記し、湯ではなく参詣を主語に据えて、宿坊文化と数寄屋造りの系譜を編む。
番頭という職能 — 玄関帳場の灯と、離れの宿に継がれる差配の作法
夏の宵、玄関帳場に灯が入る頃。客の到着から見送りまでを差配した番頭という職能を、帳場の建築や暖簾の格と重ね、離れ形式の宿に継がれる作法を辿る随筆。あさば・亀の井別荘・別邸 仙寿庵の三軒に触れる。
焼失を越えて湯を継ぐ — あわら温泉 光風湯圃 べにや、開湯と同い年の数寄屋
明治十七年、芦原温泉の開湯と同年に創業した数寄屋造りの老舗「光風湯圃 べにや」。文化財だった三棟の焼失と再建、四本の自家源泉と全室源泉掛け流しの半露天を、建物を主語に静かに描く。
善光寺門前、長野の御開帳の里に代を継ぐ名旅館四軒 — 七年に一度の参詣道に灯る宿の今
善光寺門前に代を継ぐ参詣宿を四軒。仲見世の松屋旅館、表参道の清水屋、精進を継ぐ宿坊・兄部坊、整える時間を開く薬王院。御開帳の里に灯る名旅館・宿坊を地図とともに編む。
秩父三十四ヶ所の門前、武甲山を望む名旅館四軒 — 札所巡礼の谷に代を継ぐ宿
梅雨明けの青嶺に武甲山が浮かぶ秩父。札所巡礼の古道沿いに代を継ぐ名旅館を、創業と継承の物語とともに四軒。新木鉱泉・比与志・谷津川館・小鹿荘。
飛騨高山、三町の格子戸の奥に明治から灯る一軒 — 城下町の町家旅籠に代を継ぐ宿の記
明治二十一年創業、飛騨高山・花岡町の町家旅籠「旅館かみなか」。国登録有形文化財の遊郭建築を十室の規模で継ぐ一軒を、城下町の宿として描く。
草津湯畑門前、湯路を見下ろす江戸創業の一軒 — 湯滝と湯樋を眼下に代を継ぐ宿の記
湯畑の湯路を見下ろす木造三階、国登録有形文化財の山本館。江戸幕末に湯守の家から起こり、湯畑源泉を直接引く強酸性硫黄泉を受け継ぐ十一室の一軒を、編集部が深く語る。
草津湯畑門前、湯路を見下ろす明治十年創業の一軒 — 白旗源泉と湯守を継ぐ宿の記
盛夏・梅雨明けの上州、湯畑門前に立つ明治十年創業の数寄屋造り。草津最古「白旗源泉」を引き、湯守 2 人が温度を整える木造 36 室の一軒を、湯・建物・継承の三軸で深く語る。