名湯 温泉津温泉
石見の三湯、温泉津と有福に湯治の作法を継ぐ湯宿五軒 — 世界遺産銀山の里に湧く塩湯と山あいのぬる湯
世界遺産・石見銀山の里に湧く温泉津と有福。海辺の塩湯と山あいのぬる湯、二つの湯場に湯治の作法を継ぐ木造の湯宿を五軒、梅雨明けの石見に編んだ。
宿のかたち
湯そのものを訪ねる。名だたる湯と、その湯を守る宿
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名湯 温泉津温泉
世界遺産・石見銀山の里に湧く温泉津と有福。海辺の塩湯と山あいのぬる湯、二つの湯場に湯治の作法を継ぐ木造の湯宿を五軒、梅雨明けの石見に編んだ。
名湯 栃尾又温泉
新潟県魚沼市、奥只見の手前に湧く栃尾又温泉。全国屈指のラジウムを含む三十五度のぬる湯に一〜二時間浸かる長湯の作法を、約四百年・二十五代にわたり守る湯治の宿「自在館」を訪ねる。
名湯 道後温泉
道後本町・奥道後・東道後の名湯エリアから、三千年の湯を継ぐ湯宿を五軒。アルカリ単純泉と硫黄泉、外湯文化と引湯の系譜を、湯質と湯量を明記しながら地図とともに辿る。
名湯 嬉野温泉
強酸性の玉川から強アルカリの嬉野まで。湯のpHという一つの数字が、湯場ごとの肌の記憶をいかに刻んできたか。湯を数字で読む作法を辿る随筆。
名湯 有馬温泉
鎌倉期に湯口屋として始まった有馬温泉最古の湯坊・陶泉 御所坊。御所泉源と妬泉源を混合した金泉を加水加温なしの掛け流しで引く一軒を、湯守の作法とともに深く辿る。
名湯 日光湯元
盛夏の奥日光、日光湯元から中禅寺湖畔へ。標高千五百メートルに白濁の硫黄泉を継ぐ湯宿五軒を、源泉数と湯量とともに地図で編む。
名湯 高湯温泉
福島市・高湯温泉、開湯四百年の谷に湧く酸性・含硫黄の白濁湯を源泉かけ流しで継ぐ湯宿五軒を、湯量と源泉温度の数値とともに地図を添えて歩く。
名湯 草津温泉
玉川の強酸から嬉野の重曹泉まで、pHという一つの数字で湯を読み解く。湯場ごとの肌の記憶を、湯質の極に立つ三軒とともに辿る随筆。
名湯 土湯峠温泉郷
盛夏でも涼を残す土湯峠は、標高千メートルを越えて吾妻連峰の硫黄泉が湧き出す一帯。野地・新野地・幕川・鷲倉の四湯を、源泉温度・湯量・標高・泉質と共に紹介する四軒。
名湯 那須湯本温泉
舒明天皇期の開湯を伝える那須湯本温泉。鹿の湯系の酸性含硫黄泉を源泉かけ流しで引く小規模湯宿を、地図とともに五軒選んだ。茶臼岳南麓に千三百年の白濁を継ぐ里の名湯を編む。