最新の Picks
雫石鶯宿と網張、岩手駒ヶ岳北麓に棟を分ける離れ五軒 — 雫石川源流の独立棟と高原の夏朝
岩手・雫石川源流の鶯宿温泉、つなぎ温泉、南網張ありね温泉に建つ、棟を分ける離れ形式の宿五軒。源泉掛け流しと独立棟の静けさを、湯と建物を主語に編んだ。
善光寺門前、長野の御開帳の里に代を継ぐ名旅館四軒 — 七年に一度の参詣道に灯る宿の今
善光寺門前に代を継ぐ参詣宿を四軒。仲見世の松屋旅館、表参道の清水屋、精進を継ぐ宿坊・兄部坊、整える時間を開く薬王院。御開帳の里に灯る名旅館・宿坊を地図とともに編む。
外房勝浦と鴨川、土用の地金目と房総の岩牡蠣を待つ食通宿四軒 — 黒潮の漁港に建つ料理の宿
黒潮が陸の間近を流れる外房・勝浦と鴨川の海岸線に、料理を旅の目的とする食通宿を四軒編む。漁港直結の漁師料理、敷地源泉と磯会席、六室の手仕事、個室の懐石——地金目鯛と房総の岩牡蠣を待つ宿を、サライの目で。
雲仙地獄の硫黄を継ぐ湯宿五軒 — 明治の避暑地に千三百年の硫酸塩泉を守る宿
梅雨明けの雲仙、地獄から立つ蒸気が朝の参道を白く染める。源泉掛け流しの硫黄泉を継ぎ、明治の避暑地の系譜を守る雲仙温泉の湯宿五軒を、創業年と源泉数を手がかりに選んだ。
秩父三十四ヶ所の門前、武甲山を望む名旅館四軒 — 札所巡礼の谷に代を継ぐ宿
梅雨明けの青嶺に武甲山が浮かぶ秩父。札所巡礼の古道沿いに代を継ぐ名旅館を、創業と継承の物語とともに四軒。新木鉱泉・比与志・谷津川館・小鹿荘。
膳に山と海を一度に置く宿 — 旅館の献立が、なぜ土地の地形を写してきたか
盛夏の夕餉、山あいの宿が海の一尾を、海辺の宿が里の一菜を膳へ呼び込む。献立がなぜ土地の地形を写してきたかを、創業の古い三軒の作法を辿りながら綴るエッセイ。
日田と耶馬渓、筑後川と山国川の渓に独立棟を持つ離れ五軒 — 豊後の谷あいに散らばる宿
日田・天瀬と中津耶馬渓の渓に建つ、独立棟・離れ形式の温泉宿を五軒。三隈川の数寄屋の離れから、全棟独立の一棟貸しまで、谷あいの静けさを数値とともに紹介する。
仙台奥座敷、秋保と作並に湧く客室露天五軒 — 名取川と広瀬川の渓に夏霧を映す湯舟
梅雨明けの仙台奥座敷、秋保温泉と作並温泉から客室露天を備える五軒を地図とともに。磊々峡を望む離れ、広瀬川源流の八湯、篝火の庭の露天まで。Media Picks Scoreで湯と眺めを評価。
道南二泊、函館から大沼へ辿る海と高原の食卓 — 真烏賊と道南牛を継ぐ食通宿の旅
函館・湯の川温泉と大沼・七飯町を、海の真烏賊と高原の道南牛で結ぶ二泊三日。津軽海峡と駒ヶ岳南麓の食通宿三軒を、料理と移動の数値とともにたどる。
伊予道後と奥道後、三千年の湯を継ぐ湯宿五軒 — 石手川の渓と松山平野のアルカリ単純泉
日本最古とされる道後の湯を継ぐ湯宿を、引湯の系譜と外湯文化とともに辿る五軒。寛永創業のふなや、全室客室露天の道後御湯、能舞台の大和屋本店、黒川紀章設計の道後舘、静謐の大和屋別荘。
十勝然別と糠平、北海道内陸の客室露天五軒 — 大雪山系の伏流を映す盛夏の朝湯
梅雨を知らぬ盛夏の北海道内陸へ。然別湖畔から然別峡、糠平、トムラウシまで、源泉の数と湯量を明記して、湯を独り占めできる客室露天・源泉の五軒を地図とともに辿る。
打ち水という設え — 旅館の玄関先が、いかに夏の涼を客に贈ってきたか
盛夏の玄関先にまかれた一桶の水が、石畳から涼を呼ぶ。打ち水という迎えの所作の歴史を、修善寺『あさば』と加賀『べにや無何有』を手がかりに辿る随筆。