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名旅館

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宿帳という記録 — 三百年の宿が綴じてきた名前の連なりについて

梅雨の合間、宿の蔵が静かに開かれる季節。和紙に毛筆で名前を綴った宿帳は、本陣帳・脇本陣帳に遡る記録の形式である。慶雲館、萬翠楼福住、湯主一條 — 三百年を越える老舗が継いできた書証の連なりを、随筆として辿る。

2026 . 06 . 04
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信州鹿教湯、文殊菩薩が示した湯に代を継ぐ一軒 — 上田の谷あいに残る湯治場の記

文殊菩薩が鹿に教えたという信州・鹿教湯の湯。江戸期からの湯治場に、源泉掛け流しを守り初代の水車を回し続ける一軒、鹿鳴荘を記録する。

2026 . 06 . 03
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宇奈月、黒部の引湯を継ぐ一軒 — 大正末年の七キロ送湯と数寄屋の系譜

宇奈月温泉は大正十二年、黒部川上流から約七キロの送湯によって拓かれた湯場である。その引湯の系譜を昭和十二年から継ぎ、数寄屋造りに建て替えて格式を保つ一軒、延楽を、湯と建築と料理の三軸から記す。

2026 . 06 . 02
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草津温泉の名旅館 Top 5 — 湯守と離れと文化財の宿

梅雨の合間の草津で、湯畑前から奥草津まで、創業から半世紀以上を重ねた名旅館を 5 軒紹介する。白旗源泉を引く老舗、国登録有形文化財の数寄屋、五千坪の離れまで、湯と建築と運営の連続性で編集部が推す宿。

2026 . 06 . 02
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会津東山、開湯千三百年の発祥の湯に代を継ぐ一軒 — 湯川の渓に残る木造三層の数寄屋

会津若松城下の奥座敷、東山温泉。明治六年創業、湯川の渓に建つ木造三層・数寄屋造りの一軒、向瀧。登録有形文化財として現役の旅館のまま代を継いできた、会津の名旅館を編集部が深掘りする。

2026 . 06 . 01
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鬼怒川温泉、明治五年の引湯から代を継ぐ一軒 — 渓谷の岩盤を削った湯と数寄屋の系譜

明治五年の引湯解禁から十六年後、明治二十一年に「麻屋旅館」として開業。鬼怒川温泉で唯一、明治期の三軒の系譜を現代に継いだあさやホテル。一九二室の規模を持ちながら、自家源泉と家業の連続性を保ってきた一軒を、創業年・湯量・代替わりの記録とともに語る。

2026 . 05 . 28
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高野山宿坊、千二百年の門前に灯る一軒 — 精進と勤行を継ぐ宗務所登録の寺院宿

高野山五十二宿坊のうち、唯一天然温泉を引く寺院宿・福智院。八百年の精進と勤行、重森三玲の三庭園を継ぐ一軒を、サライ風の語りで深掘り。

2026 . 05 . 27
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仲居という職能 — 客室の襖の向こうで、宿の温度を守ってきた者たちの記

江戸の旅籠の飯盛女から、明治の女中、戦後の客室係を経て、今日の仲居に至るまで。創業百年を越える信州・東北・北陸の三宿を訪ね、客室の襖の向こうで宿の温度を守ってきた者たちの職能を編む。

2026 . 05 . 27
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湯河原と伊豆山、相模灘を望む五軒 — 万葉の歌枕に湧く塩化物泉の作法

舒明天皇の御代に遡る那須湯本温泉。栃木最古の湯場の最奥に立ち、元禄四年より川そのものを湯船として守り続ける名旅館を、湯と建物と継承の視点から深く語る。

2026 . 05 . 26
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信州別所温泉、北向観音の門前で代を継ぐ名旅館四軒 — 信州最古の湯場の現在

新緑の塩田平、別所温泉の門前町で創業百年を越え代を継ぐ四軒の名旅館を編集部が選定。花屋・玉屋・かしわや本店・中松屋、いずれも源泉100%掛け流し。

2026 . 05 . 24