名旅館 山代温泉
加賀山代、古総湯の門前に九谷と魯山人を継ぐ一軒 — 開湯千三百年の湯町に代を継ぐ料亭旅館の記
山代温泉の古総湯の正面、湯の曲輪の中心で十八代続く料亭旅館「あらや滔々庵」。北大路魯山人が寓居した地で、九谷焼の器と加賀懐石を継ぐ一軒を、器と食に眼のある夫婦旅の宿として編集部が深く描く。
宿のかたち
代を重ね、土地の文化を受け継いできた宿
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名旅館 山代温泉
山代温泉の古総湯の正面、湯の曲輪の中心で十八代続く料亭旅館「あらや滔々庵」。北大路魯山人が寓居した地で、九谷焼の器と加賀懐石を継ぐ一軒を、器と食に眼のある夫婦旅の宿として編集部が深く描く。
名旅館 四万温泉
白露の候、旅館の内湯に据えられた湯口という一点から湯場の作法を読み解くエッセイ。木樋の酸ヶ湯、石造の元禄の湯・積善館を訪ね、竹・銅・石・木の樋が生んだ結界と湯守の継承を辿る。
名旅館 山中温泉
梅雨明けの鶴仙渓の畔、菊の湯の門前に立つ山中温泉「花紫」。明治創業の山田屋を継ぐ二十七室の宿を、全室リバービューの眺めと加賀懐石、湯の系譜から一軒だけ深く読む。
名旅館 赤湯温泉
米沢藩主・上杉家の別荘「赤湯御殿」を源に、湯を守る役職名を宿号に戴いて三百八十余年。山形・赤湯温泉、烏帽子山の裾に石岡家が代々継ぐ名旅籠を、上杉藩ゆかりの来歴と全12種の湯めぐり、毎分100リットルの名湯から単館深掘りで綴る。
名旅館 城崎温泉
夏の朝、共同湯の戸口に揺れる一枚の木札。湯札という小さな証が、いかに源泉を引く権利と順番を代々継いできたか。外湯文化の残る城崎と野沢を糸口に綴る随筆。
名旅館 和歌山県
処暑を過ぎ、黒潮の照り返しが和らぐ初秋の南紀勝浦。熊野参詣の港として栄えた勝浦の対岸、桟橋から専用船五分の離島全体を一軒に編み直した「碧き島の宿 熊野別邸 中の島」を、湯・食・立地の三軸で掘り下げる。
名旅館 温泉津温泉
神在月を終えた師走、出雲大社門前から石見銀山の湯町、有福、益田へ。代を継ぐ名旅館四軒を地図とともに訪ねる、神送りののちの静かな門前の冬。
名旅館 山代温泉
行基の発見と芭蕉の逗留に始まる加賀温泉郷。山中・山代・粟津の三湯から、創業五十年を越えて代を継ぐ名旅館を四軒、地図とともに編む。
名旅館 由布院温泉
由布岳の裾野、朝霧の由布院盆地で母屋を建て替えずに代を継ぐ名旅館五軒。金鱗湖畔の源流から古民家の離れ、大展望露天まで、湯と建物を主語に辿る。
名旅館 長野県
梅雨明けの善光寺門前に、参詣客を泊めてきた名旅館と宿坊を四軒。仲見世に唯一残る旅館、縁起堂を守る永代宿坊、明治九年創業の純和風、文殊を祀る小体な宿坊を、地図とともに編む。