霜月の城崎で外湯を巡る旅に合う宿として、編集部が選んだ五軒を紹介します。柳並木に冷たい風が通い始め、十一月六日の松葉がに解禁を境に、但馬の温泉町は冬の顔へと移っていきます。城崎温泉は、宿の内湯を控えめにして町全体を一つの湯場として歩く文化を守ってきた土地です。本稿では、浴衣と下駄で外湯へ出ることを前提に、創業年、客室数、外湯までの所要分、但馬牛の扱いを宿ごとに記しました。選定には公開レビューデータを集計し、食事と接客、湯への評価が安定して高い宿を軸に据えています。江戸の安政年間から続く老舗、志賀直哉ゆかりの登録有形文化財、一の湯の隣に建つ三百五十年の宿、川上の奥座敷、明治二年創業の小宿。規模も価格帯も異なる五軒が、それぞれの作法で旅人を外湯へ送り出します。

# 宿 エリア 客室 目安価格 1行特徴
1 西村屋本館 城崎温泉・湯島 29 ¥185–¥235k 安政年間創業。平田雅哉の数寄屋「平田館」と三つの内湯
2 三木屋 城崎温泉・湯島 16 ¥99–¥156k 志賀直哉「城の崎にて」の宿。昭和2年築の登録有形文化財
3 山本屋 城崎温泉・湯島 15 ¥53–¥77k 創業350年。一の湯・柳湯まで徒歩約1分、自家醸造の地ビール
4 ときわ別館 城崎温泉・川上 23 ¥51–¥68k 昭和40年に川上へ移った奥座敷。夕朝とも部屋食、庭を囲む木造
5 月本屋旅館 城崎温泉・湯島 9 ¥45–¥57k 明治二年創業の九室。柳湯に近く、駅から徒歩約8分
↕︎ 地図右下の角をドラッグすると高さを調整できます


※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。松葉がにの季節(11月〜3月)はかに料理のプランが中心となり、価格帯が上がる傾向があります。

1. 西村屋本館 — 豊岡市城崎町

安政年間の創業から百六十余年。数寄屋の名匠・平田雅哉の別棟を抱く、城崎の格を体現する一軒です。

29室、老舗の純和風旅館。

目安価格 ¥185,000–¥235,000 / 泊 (2名1室・通常期)


西村屋本館 — 兵庫県豊岡市城崎温泉 · 日本庭園越しに望む、夕暮れの木造数寄屋の客室棟
PHOTO: 西村屋本館 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

大谿川と柳並木のほぼ中ほど、温泉街の真ん中に門を構える宿です。江戸・安政年間の創業から百六十余年、犬養毅や大隈重信ら政財界の人々、文人墨客に愛された味と接客を今に伝えています。館内には趣の異なる三つの大浴場があり、檜の「吉の湯」、中国の舗地を写した「福の湯」、平田館の中庭に面した「尚の湯」と、湯のたびに景色が変わります。外へ出れば、まんだら湯まで徒歩約2分、御所の湯と鴻の湯へ約5分。内湯と外湯の両方を存分に味わえる立地と言えます。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、評価の中心は料理と接客にあります。但馬の素材を用いた会席の完成度、客室係の心配りに触れる声が特に厚く、湯そのものと客室の質への評価がそれに続きます。一方で、価格水準の高さを指摘する傾向も一定数見られ、建物の一部に年月を感じるという声も少数ながらあります。格式に見合う対価を払い、その分の時間を宿で過ごす旅程に向く一軒と読み取れます。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    記念日や節目の夫婦旅、数寄屋建築と庭を見に行く旅、松葉がにと但馬牛を宿の会席で味わいたい人
  • 向かない:
    10歳未満の子ども連れ(2024年4月から10歳以上に限定)、費用を抑えて外湯中心に過ごしたい旅程、洋室を望む人

具体情報

  • 最寄り駅: JR城崎温泉駅から徒歩約15分(旅館組合の無料送迎バスあり・要連絡)
  • 外湯まで: まんだら湯 約2分、御所の湯・鴻の湯 約5分、一の湯 約8分、柳湯 約10分、地蔵湯 約12分
  • 客室: 総部屋数29室。平田館の特別室は12畳+寝室7.5畳+檜風呂など
  • チェックイン: 15:00〜(最終17:00) / アウト 〜11:00
  • 食事: 但馬牛、松葉がに(11月初め〜3月末)、但馬産コシヒカリを用いた会席
  • 創業: 江戸・安政年間(平田館は昭和35年築)
  • 駐車場: 無料


2. 三木屋 — 豊岡市城崎町

志賀直哉が「城の崎にて」を書いた、創業三百年の木造三階建て。外湯へ二分の文学の宿です。

16室、登録有形文化財の木造旅館。

目安価格 ¥99,000–¥156,000 / 泊 (2名1室・通常期)


三木屋 — 兵庫県豊岡市城崎温泉 · 昭和2年築の木造三階建てと日本庭園、夕暮れのライブラリー
PHOTO: 三木屋 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

木造の建物が、そのまま城崎の近代史を語る宿です。大正十四年の北但大震災で一度倒壊し、昭和二年に再建された建物は国の登録有形文化財となり、玄関のある東館は今では希少な木造三階建てです。温泉街の中心にあって、御所の湯とまんだら湯まで徒歩約2分、一の湯と鴻の湯へ約5分。宿泊中は外湯に何度でも入れます。2013年の大規模改装で、ブックディレクター幅允孝が選書したライブラリーや庭の月見台が加わり、古い建物に現代の居心地が重ねられました。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、最も厚く語られるのは料理です。一品ずつ運ばれる会席への評価が際立ち、温泉街の中心という立地、接客、客室の清潔さがそれに続きます。貸切で使える湯の時間を好む傾向も見て取れます。一方で、木造ゆえの古さや物音に触れる声は少数ながらあり、宿自身もそれを公式に断っています。古い建物を古いまま楽しめる人の評価が、特に高い宿と言えます。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    文学や近代建築に関心のある夫婦旅・一人旅、外湯を何度も往復したい人、本を携えて長く宿に籠もりたい人
  • 向かない:
    未就学児連れ(小学生以上に限定)、段差や急な階段が負担になる人(エレベーターなし)、物音に敏感な人(木造のため)

具体情報

  • 最寄り駅: JR城崎温泉駅から徒歩約15分(旅館組合の無料送迎バスあり)
  • 外湯まで: 御所の湯・まんだら湯 約2分、一の湯・鴻の湯 約5分、柳湯 約7分、地蔵湯 約10分
  • 客室: 16室。8〜10畳の庭園側和室から、10畳+ベッドルーム+ヒバ風呂の特別室まで8タイプ
  • チェックイン: 15:00〜18:30 / アウト 〜11:00
  • 食事: 夕朝とも1階の食事処「平八郎」。津居山がに、但馬牛、但馬・丹後・丹波の地酒を90ml単位で
  • 創業: 元禄年間(現在の建物は昭和2年築、2013年改装)
  • その他: 色柄浴衣を無料で選べる(女性約20種・男性3種)、駐車場は宿の向かい


3. 山本屋 — 豊岡市城崎町

一の湯の隣に建つ創業三百五十年の木造三階建て。外湯巡りの拠点として、五軒で最も近い立地です。

15室、柳通り沿いの老舗旅館。

目安価格 ¥53,000–¥77,000 / 泊 (2名1室・通常期)


山本屋 — 兵庫県豊岡市城崎温泉 · 柳通りに面した木造三階建ての玄関、夜の格子戸と行灯
PHOTO: 山本屋 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

玄関を出れば、一の湯と柳湯までそれぞれ徒歩約1分、地蔵湯と御所の湯へ約3分。外湯巡りをこれほど身軽にこなせる宿は、城崎でも限られます。北但大震災からの復興で今の外湯や太鼓橋、柳並木の骨格が整ったのと同じ時期に、この宿の今の姿も形づくられました。「城崎温泉あっての山本屋」と自ら語る通り、宿の内だけで完結せず、町へ送り出すことを役割と考える宿です。料理は勤続四十年の料理長による日本料理のコースで、但馬牛のステーキ、近隣漁港のタグ付き松葉がに、直営工房で醸す麦芽100%の地ビールが並びます。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、料理への評価が最も厚く、次いで接客と立地が並びます。十五室という規模で作り置きをせず、食べる速さに合わせて天ぷらを揚げる運びが支持される傾向が読み取れます。湯と客室の清潔さへの評価も安定しています。一方で、客室そのものの広さや設えについては物足りなさを示す声が少数ながらあり、客室で過ごすより町へ出る時間を楽しむ人ほど満足度が高い宿と言えます。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    一晩で六つの外湯を巡りたい人、湯上がりの地ビールを楽しみたい夫婦・友人旅、家族やグループの旅(コネクティングルームや大部屋あり)
  • 向かない:
    静けさを最優先する人(温泉街の中心で人通りが多い)、広い客室でくつろぐことを主目的にする旅程

具体情報

  • 最寄り駅: JR城崎温泉駅から旅館組合の無料送迎バス(18:00まで)
  • 外湯まで: 一の湯・柳湯 約1分、地蔵湯・御所の湯 約3分、まんだら湯 約6分、鴻の湯 約7分
  • 客室: 15室。大谿川沿いの和室8畳、坪庭を望む半露天風呂付き特別室10畳(2室)、コネクティングの和洋室18.5畳など
  • チェックイン: 15:00〜18:00 / アウト 〜10:00
  • 食事: 日本料理のコース。但馬牛ステーキ、タグ付き松葉がに(11月6日解禁)、自家醸造の地ビール4種
  • 創業: 江戸時代(創業350年)
  • 貸切露天風呂: 「仙遊」1日5組限定・40分1,100円(要予約)


4. ときわ別館 — 豊岡市城崎町

温泉街の川上、ロープウェイ乗り場のさらに川上に佇む奥座敷。夕朝とも部屋食で、外湯へは街歩きを兼ねて下る宿です。

23室、庭園を囲む木造の温泉旅館。

目安価格 ¥51,000–¥68,000 / 泊 (2名1室・通常期)


ときわ別館 — 兵庫県豊岡市城崎温泉 · 山裾の日本庭園と白壁の木造客室棟、宵のライトアップ
PHOTO: ときわ別館 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

「別館ではありますが、本館はありません」。かつて温泉街の一等地にあった「ときわ本館」が、昭和四十年に街から少し離れた川上へ移り、創業の志を忘れぬよう別館の名を引き継ぎました。敷地1,200坪、木造二階建て一部平屋の四棟が日本庭園を囲みます。二十三室のうち七室は露天風呂付きで、城崎では珍しい構成です。外湯へは鴻の湯まで徒歩約3分、まんだら湯へ約5分。夕食後から21時30分までは宿の車で御所の湯まで送迎があり、奥座敷の静けさと外湯巡りを両立できます。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、接客と料理が評価の二本柱で、ラウンジの使い心地への言及が目立つのがこの宿の特徴です。大浴場の湯と、親しみのある応対を挙げる傾向も厚くあります。一方で、温泉街の中心から離れた立地を不便とする声が一定数あり、客室の一部に年月を感じるという指摘も少数見られます。立地を「静けさ」と受け取れるかどうかで、評価が分かれる宿と言えます。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    部屋食で気兼ねなく過ごしたい夫婦旅、二泊以上の逗留、客室の露天風呂と外湯の両方を楽しみたい人
  • 向かない:
    7名以上のグループ(1グループ最大6名)、夕食前に町の中心の外湯を何度も往復したい人(中心の一の湯まで徒歩約12分)

具体情報

  • 最寄り駅: JR城崎温泉駅から徒歩約20分(約1.5km)。無料の共同送迎バスは15:00〜18:00
  • 外湯まで: 鴻の湯 約3分、まんだら湯 約5分、御所の湯 約10分、一の湯 約12分、柳湯 約13分、地蔵湯 約16分
  • 客室: 全23室(中庭側13室、露天風呂付き7室、檜風呂付き離れ1室、15畳超の二間続き2室)。客室の風呂は温泉ではない
  • チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
  • 食事: 夕朝とも部屋食(4名以上・2室以上は個室食事処)。月替わりの会席に但馬牛の小鍋、11〜3月は青タグ付き津居山ガニ
  • 創業 / 移転: 昭和40年に現在地へ移転
  • 駐車場: 無料25台(11月下旬〜3月中旬は降雪の可能性あり)


5. 月本屋旅館 — 豊岡市城崎町

明治二年創業、九室だけの純和風の小宿。柳湯に近い温泉街の中心で、手の届く価格で外湯の町に泊まれます。

9室、家族経営規模の小宿。

目安価格 ¥45,000–¥57,000 / 泊 (2名1室・通常期)


月本屋旅館 — 兵庫県豊岡市城崎温泉 · 松葉がにと但馬牛、日本海の刺身を並べた会席
PHOTO: 月本屋旅館 — 公式サイトを見る →

なぜ選ばれるか

明治二年の創業から百五十年余り。九室という規模は、城崎の外湯文化がもともと想定していた宿の姿に近いものです。宿の中を大きくせず、湯は町に任せる。JR城崎温泉駅から徒歩約8分、最も近い外湯は柳湯で、一の湯や地蔵湯にも歩いて出られます。2021年10月にロビーを改装し、ワークスペースも新設されました。料理は但馬牛のステーキやしゃぶしゃぶ、冬は松葉がにのフルコースまで。五軒の中で最も価格を抑えながら、城崎の冬の食をひと通り味わえる一軒です。

集約レビューの傾向

公開レビューデータを集計すると、料理への評価が突出して厚く、立地、接客、湯がそれに続きます。親しみのある応対やもてなしの心配りに触れる傾向がはっきりと見られるのは、小さな宿ならではでしょう。一方で、館内設備や客室の古さに触れる声が少数あり、設備の充実より人の温度を求める旅に合う宿と読み取れます。

向く人 / 向かない人

  • 向く:
    費用を抑えて松葉がにと外湯を味わいたい夫婦・友人旅、駅から歩いて宿に入りたい人、色浴衣で町を歩きたい人
  • 向かない:
    現地でカード払いを予定している人(クレジットカード利用不可)、階段が負担になる人(エレベーターなし・階の指定不可)

具体情報

  • 最寄り駅: JR城崎温泉駅から徒歩約8分(旅館組合の無料送迎バスは18:00まで)
  • 外湯まで: 最寄りは柳湯。温泉街の中心部に位置
  • 客室: 全9室、6〜14畳の和室
  • チェックイン: 15:00〜(最終18:00) / アウト 〜10:00
  • 食事: 季節の会席。但馬牛(ステーキ・しゃぶしゃぶ)、冬は松葉がにフルコース
  • 創業 / 改装: 明治2年(1869年)創業、2021年10月ロビー改装
  • 駐車場: 10台・予約不要。色浴衣の貸出は1,100円


よくある質問

Q. 城崎の外湯は、今いくつ入れますか?

A. 城崎の外湯は伝統的に七湯と数えられますが、駅前の「さとの湯」は2024年4月から長期休業に入っており、解体工事で石綿が見つかったことなどから、再開は2030年3月ごろの見込みと報じられています。また「鴻の湯」は施設改修のため2026年5月11日から10月30日まで休館予定です。霜月の旅であれば、予定通りなら六つの外湯を巡れます。各湯には曜日ごとの休湯日があるため、出発前に観光協会の営業状況を確かめておくと確実です。

Q. 外湯の入浴券はどうなっていますか?

A. 城崎では、旅館組合に加盟する宿の宿泊者は宿で外湯の入浴券を受け取り、チェックインからチェックアウトまで何度でも外湯に入ることができます。利用開始はチェックイン後となるため、早く着いた日は荷物を駅前の案内所に預け、町歩きで時間を合わせるのが城崎の作法です。入湯税と入浴料は宿泊料金とは別に精算される場合があります。

Q. 霜月に訪れる利点は?

A. 11月6日に松葉がにの漁が解禁され、城崎の宿の献立が冬の顔に替わります。城崎に近い津居山港に揚がる青いタグ付きの「津居山がに」は、日帰り操業による鮮度の高さで知られます。紅葉と初冬の空気の中で浴衣に羽織を重ねて歩く時期でもあり、本格的な積雪の前に外湯を巡れる季節と言えます。かにのプランは価格が上がる傾向があるため、早めの予約が安心です。

Q. 子連れでも泊まれますか?

A. 宿によって方針が異なります。西村屋本館は2024年4月から10歳以上、三木屋は小学生以上に限っています。山本屋はコネクティングの和洋室や7名まで泊まれる大部屋を備え、家族やグループの旅に対応しています。ときわ別館は幼児の受け入れについて公式サイトに案内を設けています。予約前に年齢条件を確かめておくと確実です。

Q. アクセスは?

A. JR城崎温泉駅まで、大阪駅から特急こうのとりで約2時間40分、京都駅から特急きのさきで約2時間30分、姫路駅から特急はまかぜで約2時間です。駅から各宿へは旅館組合の無料送迎バスが特急の到着に合わせて運行しています。車の場合、但馬地方は11月下旬から3月中旬にかけて降雪の可能性があり、冬用タイヤの準備が必要です。

本記事の参考情報

・城崎温泉観光協会「鴻の湯」の長期休館について — 外湯の営業状況
・豊岡市 施設案内 さとの湯【長期休業】 — さとの湯の休業
・神戸新聞NEXT 城崎「さとの湯」リニューアル1年延期 — 再開見込み
・Wikipedia: 城崎温泉 — 歴史・地理の背景

編集部から

五軒に通底するのは、宿が湯を抱え込まず、旅人を町へ送り出す姿勢です。大谿川沿いの柳並木と石造りの橋、外湯の建物の多くは、大正十四年の北但大震災からの復興で町ぐるみで整えられたもので、宿の建物もまたその時代の再建と改装を重ねてきました。格式の西村屋本館、文学の三木屋、湯の真ん中の山本屋、奥座敷のときわ別館、小さな月本屋旅館。どの宿に泊まっても、夜の柳並木を下駄で歩く時間は同じように与えられます。霜月の城崎で、あなたはどの湯から巡り始めるでしょうか。

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