名旅館 由布院温泉
由布院、由布岳の裾野に代を継ぐ名旅館五軒 — 盆地の霧を戸口に置く湯の里の宿の記
由布岳の裾野、朝霧の由布院盆地で母屋を建て替えずに代を継ぐ名旅館五軒。金鱗湖畔の源流から古民家の離れ、大展望露天まで、湯と建物を主語に辿る。
地域
大分県の地域
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名旅館 由布院温泉
由布岳の裾野、朝霧の由布院盆地で母屋を建て替えずに代を継ぐ名旅館五軒。金鱗湖畔の源流から古民家の離れ、大展望露天まで、湯と建物を主語に辿る。
客室露天 由布院
盛夏の宵、客室露天から上がった一刻を冷ます縁の腰掛けと夕涼みの設え。由布院と伊豆、気候の異なる二つの土地で、湯と建物が季節を留める装置としての夕涼みを辿る。
離れ 由布院
由布院の中心を離れ、鎌倉期からの湯治場・湯平と、由布岳南麓の塚原高原に建つ棟分けの離れ五軒。酸性硫黄泉と弱アルカリ性、二つの湯場の対比を編む。
離れ 湯布院温泉
梅雨の合間の朝、廊下の板間に正座すると、苔の濡れた匂いがにわかに濃くなる。離れ形式の旅館に必ず備わる縁側は、いかにして季節を客室へ呼び込んできたか。岐阜・恵那と大分・由布院の二軒を例に、建築史と作法の両面から記す。