離れ 伊豆長岡温泉
離れという建築の系譜 — 数寄屋から現代の独立棟へ
秋分を過ぎた庭に影が伸びる頃、離れという形式の来歴をたどる随筆。桂離宮の数寄屋と茶室、明治・昭和の迎賓館と別邸、現代の独立棟という三段階を、奈良・月日亭、伊豆長岡・三養荘、霧島・天空の森の棟の構成から読み解きます。
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離れ 伊豆長岡温泉
秋分を過ぎた庭に影が伸びる頃、離れという形式の来歴をたどる随筆。桂離宮の数寄屋と茶室、明治・昭和の迎賓館と別邸、現代の独立棟という三段階を、奈良・月日亭、伊豆長岡・三養荘、霧島・天空の森の棟の構成から読み解きます。
離れ 由布院
由布院・黒川・霧島の山あいから、客室を棟ごとに分けた離れの湯宿を五軒選びました。全12室離れの山荘 無量塔、金鱗湖畔の亀の井別荘、自家源泉30湯の竹ふえ、茅葺きの雅叙苑、3棟だけの天空の森を、棟数と湯の成り立ちで整理します。
離れ 妙見温泉
棟ごとに間取りも坪数も湯の引き方も異なる離れの宿を五軒。代替わりのたびに一棟ずつ普請を足してきた宿では、庭に並ぶ棟が揃いません。霜月の落葉が進む頃、その不揃いがいちばんよく見えてきます。
食通宿 指宿温泉
鹿児島・指宿温泉から霧島温泉郷へ二泊三日。黒豚ときびなご、摘み草と山の恵み。海と山の薩摩の食材を膳に継ぐ食通宿三軒を、晩夏の旅程とともに辿る。
離れ 霧島温泉郷
盛夏の霧島高原、韓国岳の裾に建つ「離れ・独立棟」の宿から、夫婦・友人連れの静養に向く五軒を選定。丸尾温泉と霧島神宮寄りの田口に分かれ、源泉かけ流しの客室露天を備えた独立棟を、地図とともに紹介する。
離れ 妙見温泉
鹿児島・霧島市の妙見/安楽/日当山温泉から、天降川の谷に棟を分ける離れ形式の宿五軒を、地図とともに。単純泉のやわらかな湯と、九月の朝霧に浮かぶ桜島を訪ねる。
離れ 霧島温泉郷
天孫降臨の神話を負う霧島連山の裾、丸尾や硫黄谷の湯を引く宿の中に、母屋から棟を離して建てる離れ形式が根づいてきた。韓国岳の裾に棟を分ける五軒を、地形と源泉の別とともに示す。
客室露天 妙見温泉
水無月の夜、渓に舞う源氏蛍と、里の湯を育む伏流水は、同じ地下水脈から生まれる。狩野川源流の湯ヶ島「arcana izu」と、天降川の畔に立つ霧島「妙見石原荘」の二軒を例に、客室露天の湯舟が蛍の光をどう招き入れてきたかを、湯守と川守の作法として綴る随筆。
名旅館 四万温泉
白露の候、旅館の湯船に据えられた一つの吐水口が、なぜ湯場の作法を分けてきたか。竹樋・銅樋・石樋・木樋の四種と、湯口を跨いではならないという古い作法。妙見石原荘と積善館本館を実例に湯口という結界を辿るエッセイ。
客室露天 妙見温泉
盛夏の薩摩内陸、霧島山の伏流を集めた天降川沿いに、客室露天で湯を独占できる五軒。妙見温泉郷と新川渓谷温泉郷を編む。