名旅館 乳頭温泉郷
乳頭温泉郷、ブナ林に守られた七つの湯宿 — 秋田の山ふところで代を継ぐ名旅館
紅葉がブナ林へ降りる神無月、秋田・乳頭温泉郷の七湯から、建物と湯の継承が際立つ五軒を選びました。茅葺きの本陣を残す鶴の湯、冬は休む最奥の黒湯、二つの自家源泉を持つ妙乃湯など、開湯の時期・泉質・営業期間を宿ごとに整理します。
温泉地
秋田県の温泉地
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名旅館 乳頭温泉郷
創業三百年を越え、いまも同じ家が湯を守る東北の湯宿六軒。鎌先の湯主一條、蔵王の高見屋、浅虫の椿館、乳頭の鶴の湯、高湯の安達屋、いわき湯本の古滝屋を、創業年と代数、受け継いだ建物と近年の改修から読み解きます。
名湯 乳頭温泉郷
白露を迎えるころ、湯けむりは朝夕にはっきりと立ちはじめます。「温泉文化」はユネスコ無形文化遺産の提案候補に選ばれ、審議は令和十二年の暮れの見込み。その数年を湯守はどう過ごすのか。自然湧出と掛け流しを継ぐ三軒から考えます。
名湯 乳頭温泉郷
田沢湖の北、玉川・乳頭・八幡平。pH1.2の強酸性湯から乳白の野天まで、自炊棟と湯小屋を継ぐ五軒を湯場ごとの数値とともに編む。
名湯 乳頭温泉郷
「源泉掛け流し」が看板化する以前、湯守たちは湯の鮮度をどう語ってきたか。湧出量と浴槽容量の比、加水・加温の慣習、循環設備登場以降の表記の揺れを、草津・乳頭・草津ての字屋の三つの湯場を参照しつつ論じる、梅雨時のエッセイ。
名旅館 草津温泉
湯守は源泉の温度・湧出量・配湯路を日々管理する職能であり、家業として代々受け継がれてきた。草津・乳頭・蔵王の三湯場で湯守の家系を継ぐ宿を題材に、職能そのものを主語に描く編集論考。