睦月の下呂で、客室の露天に湯を張る宿として編集部が選んだ五軒を、源泉と湯量の記録とともに紹介します。飛騨川の川面に湯気が立ち、白く曇った朝の温泉街を、湯ヶ峰の稜線が見下ろす季節です。下呂温泉は室町時代の禅僧・万里集九が草津・有馬と並べて讃え、江戸初期には林羅山が「天下の三名泉」と記した湯。昭和49年からは温泉を守るために源泉の集中管理が続き、55度前後の湯が一本の配湯網を通って各宿へ届けられています。つまり下呂の宿の湯は、同じ源から分けられた湯です。それでも客室の湯船に張られたとき、檜か、陶器か、鉄の釜か、石か、その器によって湯は違う顔を見せます。本稿では、各宿が公式に掲げる温泉の表示と客室露天の数、そして湯船の素材までを、一軒ずつ記録として残しました。雪見の湯を部屋で、という冬の旅程に向けた五軒です。
| # | 宿 | エリア | Score | 客室 | 目安価格 | 1行特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 紗々羅 | 下呂市森 | 92 | 44 | ¥48–¥61k | 44室中20室が露天付き。檜・陶器・岩・丸太と湯船は11通り |
| 2 | 下呂ロイヤルホテル雅亭 | 下呂市湯之島 | 89 | 32 | ¥50–¥64k | 露天付9室。夕食は部屋で、湯は温泉街の中心で |
| 3 | 小川屋 | 下呂市湯之島 | 88 | 116 | ¥48–¥60k | 飛騨川沿い。温泉付客室は露天と半露天の二系統 |
| 4 | ホテルくさかべアルメリア | 下呂市幸田 | 85 | 125 | ¥35–¥46k | 高台の大きな館。露天付12室、8階に総ヒノキの展望露天 |
| 5 | 下呂温泉 山形屋 | 下呂市湯之島 | 81 | 83 | ¥55–¥64k | 文化元年創業。露天付3室の湯船は信楽・鉄釜・鋳物 |
※ 目安価格は公開販売価格の集計に基づく参考値で、実際の予約料金とは異なります。1泊2名利用時の1室あたり料金(税込)です。本稿では露天風呂付客室の冬季(12月〜3月)の価格帯を示しています。
1. 紗々羅 — 下呂市森
全44室のうち20室が露天付き。檜、陶器、岩、丸太と、湯船の器を十一通りに揃えた、下呂で客室露天の密度が最も高い一軒です。
Media Picks Score: 92 / 100 44室(うち露天風呂付客室20室)、旅館。
目安価格 ¥48,000–¥61,000 / 泊 (2名1室・露天風呂付客室・冬季)

なぜ選ばれるか
客室露天を主題に据えるなら、まず数で語るべき宿です。高台の紗々羅館と本館の森山館、離れ「ゆらり」を合わせた44室のうち20室が露天付きで、湯船の趣は11タイプあると宿は記しています。特別室には樹齢千年の冷杉をくり抜いた大木風呂があり、離れ「ゆらり」は120平米の客室に60平米の庭園が付き、大木と岩の二つの露天を備えます。宿の案内によれば、客室の露天も大浴場もすべて源泉を使い、24時間入ることができます。部屋の湯船を器で選べるという点で、編集部が一番に推したい一軒です。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、料理への評価が最も厚く、次いで客室の温泉風呂、大浴場、接客の順に支持が集まっています。客室露天が宿の核として受け取られていることがはっきり読み取れます。一方で、料理の評価には好みが分かれる面もあり、価格に対する見方や、建物の年季を指摘する声も一定数あります。アンティーク調の設えは、古さとして受け取られることもあるようです。
向く人 / 向かない人
-
向く:
湯船の素材を選んで泊まりたい夫婦旅、夜景と雪見を部屋の湯で過ごしたい冬の旅程、離れで三世代がまとまって泊まる旅 -
向かない:
温泉街の中を歩いて湯めぐりしたい人(森地区の高台にあり、駅からはタクシー利用)、階段の上り下りを避けたい人(森山館から大浴場へは途中に28段の下り階段)
具体情報
- 最寄り駅: JR高山本線 下呂駅からタクシー約3分(往復無料送迎あり)
- 客室サイズ: 紗々羅館 55〜115㎡、離れ「ゆらり」客室120㎡+庭園60㎡
- 客室露天: 44室中20室(離れ含む)。檜・陶器・岩・丸太など11タイプ、特別室は樹齢千年の冷杉の大木風呂
- 湯使い: 客室露天・大浴場とも源泉を使用、24時間入浴可
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:30
- 食事: 夕食は部屋食または個室食事処(飛騨牛の会席)
- 駐車場: 40台・無料
2. 下呂ロイヤルホテル雅亭 — 下呂市湯之島
温泉街の真ん中に32室。温泉を引いた露天付客室が9室あり、夕食は部屋で取る。歩ける立地と部屋の湯を両立させた一軒です。
Media Picks Score: 89 / 100 32室(うち露天風呂付客室9室)、旅館。
目安価格 ¥50,000–¥64,000 / 泊 (2名1室・露天風呂付客室・冬季)

なぜ選ばれるか
下呂駅から歩いて5分、温泉街の中心に建つ32室の宿です。露天付客室は9室。和室12畳に露天を付けた純和風の部屋と、和室10畳にアンティークの間と露天を組み合わせた部屋の二種があり、宿は「下呂温泉では数少ない温泉の出る露天風呂付き客室」と記しています。館内には総檜の展望露天、壺湯が六つ並ぶ庭園露天、美濃石の露天、畳敷きの展望大浴場が揃い、客室を出ても湯めぐりが続きます。夕食は部屋、朝食は個室料亭で、団体予約は受けていません。静かな滞在を宿の側が守っている点も、選んだ理由です。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、料理と部屋での夕食への評価が際立ち、接客、露天風呂、客室がそれに続きます。部屋に運ばれる会席と部屋の湯を、一続きの体験として受け止める声が多い宿です。一方で、建物や客室の古さを指摘する傾向がはっきりあり、露天風呂についても評価が分かれる面が見られます。設えの新しさより、湯と食の組み立てで選ぶ宿と言えます。
向く人 / 向かない人
-
向く:
浴衣で温泉街を歩き、戻って部屋の湯に入りたい夫婦旅、夕食を人目のない部屋で取りたい記念日の旅、車を使わない鉄道旅 -
向かない:
新築のような設えを求める人(館の年季が出ている)、団体での宴会旅行(団体予約不可)
具体情報
- 最寄り駅: JR高山本線 下呂駅から徒歩約5分
- 客室露天: 32室中9室(和室12畳+露天/和室10畳+アンティークルーム+露天)。露天は温泉
- 館内の湯: 総檜展望露天、壺湯6つの庭園露天、美濃石露天、畳敷き展望大浴場、貸切露天、足湯2種
- 泉質表示: アルカリ性単純温泉、pH8.90、源泉温度55度
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
- 食事: 夕食は部屋食、朝食は個室料亭
- 駐車場: 40台・無料/全館禁煙
3. 小川屋 — 下呂市湯之島
飛騨川のほとりの大きな館が、客室の湯を年ごとに新しく仕立て直してきた。雪の朝は、窓を閉めたまま湯に入れる半露天がありがたい一軒です。
Media Picks Score: 88 / 100 116室(うち温泉付客室16室)、旅館。
目安価格 ¥48,000–¥60,000 / 泊 (2名1室・露天風呂付客室・冬季)

なぜ選ばれるか
下呂駅から徒歩7分、飛騨川沿いに建つ116室の老舗旅館です。下呂温泉旅館協同組合の掲載によれば、温泉付客室は露天と内風呂を備える和洋室が4室、半露天の和洋室が4室、露天付和室が7室。飛騨川を望む露天付和室「伍睦」から、一室限定の半露天付和洋室「春日」、最上級の「碌間」まで、2015年以降に客室を順に仕立て直してきました。宿は半露天を「全天候式」と呼び、源泉かけ流しの湯を満たすと案内しています。窓を開ければ川風、閉めれば湯気の籠もる浴室。雪の日の湯として、理にかなった造りです。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、料理への評価が最も多く、大浴場、温泉、接客への支持が続きます。100帖の畳風呂をはじめ五つの大浴場と九つの貸切風呂を持つ宿らしく、館内の湯めぐりを楽しんだという受け止めが目立ちます。一方で、客室の古さやエレベーターの待ち時間を指摘する傾向もあります。これは主に一般客室や大型館の動線に向いた声とみられ、新しく仕立てた温泉付客室を選ぶことで避けやすい点です。
向く人 / 向かない人
-
向く:
部屋の湯と大浴場・貸切風呂の湯めぐりを両方楽しみたい旅、二世帯や三世代で二間続きの温泉付客室を使いたい家族、温泉街を歩ける立地を重んじる人 -
向かない:
小さな宿の静けさを求める人(116室の大型館)、朝も部屋や個室で食事をしたい人(朝食は約50種のバイキング)
具体情報
- 最寄り駅: JR高山本線 下呂駅から徒歩7分(無料送迎あり)
- 温泉付客室: 露天+内風呂の和洋室4室、半露天の和洋室4室、露天付和室7室、内風呂の和洋室1室
- 客室の湯: 源泉かけ流しの半露天。十和田石に檜の框を回した浴槽の部屋もある
- 館内の湯: 大浴場5つ(100帖の畳風呂を含む)、貸切風呂9つ
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜11:00
- 食事: 夕食は個室食事処・レストラン・部屋食からプランで選択、朝食はバイキング
- 駐車場: 80台・無料
4. ホテルくさかべアルメリア — 下呂市幸田
温泉街を見下ろす高台の125室。露天付客室は12室あり、8階の総ヒノキ造りの展望露天から、下呂の町を一望できる宿です。
Media Picks Score: 85 / 100 125室(うち露天風呂付客室12室)、ホテル(政府登録国際観光旅館)。
目安価格 ¥35,000–¥46,000 / 泊 (2名1室・露天風呂付客室・冬季)

なぜ選ばれるか
飛騨川の西岸、温泉街を正面に見る高台に建つ大きな館です。露天付客室は12室。総ひのきの温泉露天を備えたメゾネットスイート「セレネ」や、露天付のアジアンスイート、洋室ツインなどがあり、宿は露天付客室の露天がすべて温泉であると明記しています。この宿を記録に加えたのは、湯の扱いを包み隠さず書いているからです。大浴場は循環・加温式であること、露天のない客室の内風呂は沸かし湯であることまで、宿の案内に記されています。客室露天の湯を目当てに選ぶなら、その区別が最初から見えている宿です。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、料理と朝食ビュッフェへの評価が厚く、露天風呂と湯の質への支持がそれに並びます。8階の展望露天は、宿の顔として受け止められていることが読み取れます。一方で、客室の古さ、エレベーターの混雑、室温を指摘する声が目立ち、大型館ならではの課題が表れています。露天付のスイートを選ぶかどうかで、滞在の印象が大きく変わる宿と言えます。
向く人 / 向かない人
-
向く:
メゾネットやスイートで広さを取りたい家族・グループ、露天付客室を抑えた価格帯で探している人、館内の娯楽も楽しみたい旅 -
向かない:
静かな和の宿を求める夫婦旅(館内でショーや居酒屋などの賑わいがある)、大浴場にもかけ流しを求める人(大浴場は循環・加温式)
具体情報
- 最寄り駅: JR高山本線 下呂駅から送迎バスで約2分(温泉街まで無料送迎バスあり)
- 客室露天: 125室中12室。露天付客室の露天は温泉(他の客室の内風呂は沸かし湯)
- 館内の湯: 8階 総ヒノキ造り展望露天「花見月の湯」、2階 クアカーディナル「湯の森」(いずれも循環・加温式)
- 泉質表示: 十一源泉の混合、泉温55.1℃(最高80.2℃)、湧出量3,800リットル/分、pH9.5
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
- 食事: 夕食はビュッフェまたは会席、朝食はビュッフェ(部屋食は一部客室のみ)
- 駐車場: 隣接の無料駐車場あり
5. 下呂温泉 山形屋 — 下呂市湯之島
文化元年創業、江戸から続く川沿いの宿。露天付の三室は、信楽焼、鉄の釜、鋳物と、湯船の素材を一室ずつ変えています。
Media Picks Score: 81 / 100 83室(うち露天風呂付客室3室、ほかに展望半露天付客室あり)、旅館。
目安価格 ¥55,000–¥64,000 / 泊 (2名1室・露天風呂付客室・冬季)

なぜ選ばれるか
創業は江戸時代の文化元年(1804年)。江戸の商人が安心して泊まれる宿を記した「浪花講定宿帳」に、創業者「下呂山形や伊右衛門」の名が載ると宿は伝えています。飛騨川沿いの陶川閣にある露天付客室は3室で、テラスの湯船は「風のいざない」が信楽焼、「川のせせらぎ」が昔ながらの鉄製の釜、「月のかたらい」が鋳物です。同じ湯を焼き物と金属で受け分けるという、器の記録として残したい設えです。2022年3月には展望半露天付の客室も加わりました。露天付客室の泊まり客には、食事用の専用個室が用意されます。
集約レビューの傾向
公開レビューデータを集計すると、料理、大浴場、接客、温泉、清潔さへの評価が並び、老舗らしい手堅さが支持されている様子がうかがえます。一方で、料理には好みが分かれる面があり、価格への見方や、一般客室の広さを指摘する声も見られます。露天付の三室や新しい展望半露天の部屋は数が限られるため、部屋の選び方で満足度が左右されやすい宿です。
向く人 / 向かない人
-
向く:
湯船の素材を味わい比べたい温泉好き、老舗の来歴を知って泊まりたい年配の夫婦旅、温泉街から近い川沿いの宿を探す人 -
向かない:
露天付客室を直前に取りたい人(露天付は3室のみ)、深夜も大浴場に入りたい人(1時〜5時は清掃で入浴不可)
具体情報
- 最寄り駅: JR高山本線 下呂駅から無料送迎バス(特急到着に合わせて運行)、温泉街まで徒歩1〜2分
- 客室露天: 陶川閣に3室(信楽焼・鉄製釜・鋳物)、2022年3月開設の展望半露天付客室(百瀬・千箱・有明ほか)
- 館内の湯: 大浴場、露天風呂、飛騨川沿いの貸切露天7か所(石鹸・シャンプーは使用不可)
- 泉質表示: アルカリ性単純泉、泉温55.6℃(最高84℃)、湧出量1,250リットル/分、pH9.1。組合の温泉タンクから専用パイプで引湯
- チェックイン: 15:00〜 / アウト 〜10:00
- 食事: 露天付客室は専用個室で会席、夕食18:00〜19:30開始
- 創業: 文化元年(1804年)/駐車場50台・無料
湯量と源泉の記録 — 同じ湯、違う数字
下呂温泉では、昭和49年から源泉の集中管理が行われ、下呂市は55度の温泉を各旅館に配湯していると説明しています。岐阜県の地質案内によれば、主な泉源は飛騨川沿いを走る下呂断層に沿って分布し、湯ヶ峰火山の熱源で温められた地下水が断層の破砕帯を通って湧き出すと考えられています。本稿の五軒も、自家源泉ではなく、この共同の源泉から湯を受けています。
興味深いのは、宿ごとに掲げる温泉の表示が一致しないことです。山形屋は泉温55.6℃(最高84℃)、湧出量毎分1,250リットル、pH9.1と記し、アルメリアは十一源泉の混合で泉温55.1℃(最高80.2℃)、湧出量毎分3,800リットル、pH9.5と記します。雅亭の表示はpH8.90です。同じ配湯網の湯であっても、分析の時期や対象が揃っていないとみられ、数字は宿の掲示ごとに異なります。湯量の多寡で宿を比べるより、客室の湯船にどう湯を落としているか、かけ流しか、循環を併用するか、その扱いを確かめるほうが、下呂では宿選びの手がかりになります。
よくある質問
Q. 下呂温泉の泉質と効能は?
A. 無色透明のアルカリ性単純温泉で、pH9前後のアルカリ性による石鹸のような作用から、肌がなめらかになる「美人の湯」と呼ばれます。下呂市は、リウマチ、運動機能障害、神経症、疲労回復などを効能として挙げています。刺激が少ないため、長く浸かる冬の湯治にも向く湯です。
Q. 客室露天の湯は、すべて温泉ですか?
A. 本稿の五軒は、露天付客室の露天を温泉と明記しています。紗々羅は客室露天を含むすべての湯に源泉を使うと案内しており、小川屋は半露天を源泉かけ流しとしています。一方で、アルメリアは露天のない客室の内風呂を沸かし湯としているため、予約の際は部屋の種類ごとに確認するのが確実です。
Q. 食事は部屋で取れますか?
A. 雅亭は夕食を部屋で出し、紗々羅は部屋食または個室食事処を用意しています。山形屋は露天付客室の泊まり客に食事用の専用個室を用意します。小川屋とアルメリアは、プランや客室の種類によって部屋食の可否が分かれます。
Q. 冬の下呂へのアクセスは?
A. 名古屋駅から JR高山本線の特急「ひだ」で約1時間半、下呂駅で降ります。雅亭と小川屋は駅から歩ける距離で、紗々羅、アルメリア、山形屋は送迎があります。冬の車の旅では、国道41号線や国道257号線でスノータイヤの準備が要ります。
Q. 子連れでも泊まれますか?
A. 五軒とも子連れで泊まることができます。紗々羅の離れ「ゆらり」は定員8名、小川屋の「春日」は二間続きで、三世代の旅にも使えます。なお岐阜県の条例により、7歳以上の子どもは異性の大浴場に入れないため、家族で一緒に湯に入るなら客室露天が役立ちます。
本記事の参考情報
・下呂市ホームページ「下呂温泉の紹介」 — 集中管理と配湯温度、歴史
・ジオランドぎふ「下呂温泉」 — 下呂断層と泉源の地質
・下呂温泉旅館協同組合 — 各宿の客室数と露天風呂付客室数
編集部から
五軒に通じる選定の軸は、同じ湯をどの器で受けるかという一点でした。下呂は源泉を一つの配湯網で分け合う温泉地です。だから湯の違いは湯船の素材と湯の落とし方、そして部屋から見える景色に宿ります。紗々羅の冷杉の大木風呂、雅亭の町なかの露天、小川屋の雪の日の半露天、アルメリアの高台の展望、山形屋の鉄の釜。睦月の旅なら、昼は雪の温泉街を歩き、夜は部屋の湯で体を温め直す往復を。次に下呂を訪ねるとき、あなたはどの器の湯に浸かりますか。