萬翠楼福住の掲載価格は1泊2名¥43,000〜¥75,600(2026年10月25日〜2027年3月24日の宿泊日、10月25日時点)。いちばん安いのは1月・2月で中央値¥43,000、曜日では水曜泊が最も低い。
寛永2年(1625年)創業、明治の二棟「萬翠楼」「金泉楼」が国の重要文化財に指定された箱根湯本の宿である。全15室の客室は建物ごとに広さも風呂の有無も異なり、それが料金の幅となって表れる。以下、料金の暦と客室の違い、食事、日帰り利用、口コミの話題を公式サイトとデータで整理した。公式サイトによれば、萬翠楼前のもみじは秋に色づくという。
この記事の要点
- 掲載価格は1泊2名¥43,000〜¥75,600(2026年10月25日〜2027年3月24日、中央値¥51,000)
- 安いのは2027年1月・2月の中央値¥43,000。高いのは10月の¥78,000と3月の¥75,600
- 曜日では水曜泊¥43,000が最安、土曜泊¥67,000が最高で、差は¥24,000
- 重要文化財の萬翠楼の客室は風呂なし、金泉楼と昭和棟の客室は温泉を引いた檜風呂付き
- 公開レビューデータの評価は4.5以上(1,000件以上)。料理の味に触れた口コミが40〜50%

湯の情報
- 泉質
- アルカリ性単純温泉(湯本温泉・台帳番号 湯本3号)。自噴式の自家源泉で、湧出量は少ない時でも毎分100リットルを超える
- 源泉かけ流し
- 大浴場は源泉かけ流し。客室の風呂はかけ流しではなく、蛇口から温泉が出る方式
- 大浴場
- 「一円の湯」「扇の湯」の2か所で、どちらにも露天風呂がある。男女は時間で入れ替え
- 客室の風呂
- 明治棟・金泉楼と昭和棟の客室に檜風呂が付く。萬翠楼の客室は風呂なし
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 掲載価格の中央値 |
|---|---|
| 2026年5月 | ¥74,000 |
| 6月 | ¥63,000 |
| 7月 | ¥51,000 |
| 8月 | ¥51,000 |
| 9月 | ¥49,000 |
| 10月 | ¥78,000 |
| 11月 | ¥67,000 |
| 12月 | ¥49,000 |
| 2027年1月 | ¥43,000 |
| 2月 | ¥43,000 |
| 3月 | ¥75,600 |
萬翠楼福住の料金はいくら?安い時期は?
これから先の宿泊日(2026年10月25日〜2027年3月24日)で見ると、1泊2名の掲載価格は下位25%が¥43,000、上位25%が¥75,600、中央値は¥51,000。直近半年(2026年4月24日〜10月24日)では¥49,000〜¥74,000(中央値¥62,000)だった。下位25%と上位25%の差は¥32,600あり、客室ごとの違いが大きい宿の料金の幅と言える。
月別では、2027年1月・2月の中央値¥43,000が最も低い。次いで2026年9月と12月が¥49,000、7月・8月が¥51,000。反対に高いのは10月の¥78,000、2027年3月の¥75,600、2026年5月の¥74,000である。11月は¥67,000。
2027年1月の値は、掲載価格を確認できた15日分の中央値である。
萬翠楼福住が安いのは何曜日?
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 2026年4月24日〜10月24日 | 2026年10月25日〜2027年3月24日 |
|---|---|---|
| 月 | ¥51,000 | ¥49,000 |
| 火 | ¥65,000 | ¥46,000 |
| 水 | ¥60,500 | ¥43,000 |
| 木 | ¥62,000 | ¥49,000 |
| 金 | ¥51,000 | ¥51,000 |
| 土 | ¥67,000 | ¥67,000 |
| 日 | ¥63,000 | ¥51,000 |
これから先の宿泊日では水曜泊が¥43,000で最も低く、火曜泊¥46,000、月曜・木曜泊¥49,000と続く。土曜泊は¥67,000で、水曜泊との差は¥24,000。直近半年でも土曜泊が¥67,000で最も高く、月曜・金曜泊の¥51,000が低かった。料金を抑えるなら、冬の平日泊が組みやすい旅程である。
重要文化財の宿、客室はどう違う?
公式サイトによると、客室は明治棟の「萬翠楼」「金泉楼」と、昭和棟の三つの建物に分かれる。萬翠楼は1878年(明治11年)、金泉楼は1877年(明治10年)の竣工で、ともに2002年12月26日に国の重要文化財に指定された(文化遺産オンライン)。宿の歴史ページは、現役旅館として初めての指定と記している。文化遺産オンラインの解説では、二棟はともに一・二階を木骨石造、三階を漆喰塗の土蔵造とし、明治初期の木骨石造建築の技法を伝える遺構として、また数少ない擬洋風建築として重要とされる。
- 明治棟・萬翠楼 — 25号室は10帖・8帖・6帖・6帖の4室が連なる30帖(2〜4名)で、夕朝食は専用の個室に用意される。35号室は3階の10帖+8帖(2名)。いずれも客室に風呂はなく、大浴場を使う。
- 15号室 — 萬翠楼の中心となる一室で、本間には江戸〜明治期の絵師による天井画48枚が残る。客室ページには宿泊予約を見合わせる旨が、予約ページには宿泊販売期間を延長した旨が載っているため、予約の可否は公式の予約ページで確かめたい。
- 明治棟・金泉楼 — 10・20号室(8帖+8帖+広縁、2〜4名)は温泉を引く専用の檜風呂付き。30号室は3階の客室で、2階の扉から専用階段を上がる造り(10帖+8帖、2名)。12号室(8帖+7.5帖)、22号室(8帖+6帖+5.5帖)も風呂付き。
- 昭和棟 — 楓・松・桜は10帖+広縁(2名)で、川を見下ろす檜風呂が付く。桂(8帖+8帖、2〜4名)と花(10帖+6帖、2〜4名)も温泉を引いた内風呂を備える。
萬翠楼の客室は階段で上がる2階・3階にあり、公式サイトは足の不自由な人には勧めていない。重要文化財の部屋で過ごすことを優先するか、客室の檜風呂を優先するかが、客室選びの分かれ目となる。
萬翠楼福住の食事は部屋食?
食事は純和食で、内容は季節に合わせて替わる(公式サイト)。基本は部屋食だが、人数とその日の利用状況によって個室の食事処が用意され、どちらになるかは宿が決める。夕食は18時または19時、朝食は8時・8時30分・9時からの開始で、到着後に時間を相談する形である。公式の予約ページに並ぶのは「1泊2食標準プラン」と「素泊まりプラン」の二つで、チェックインは1泊2食が15時〜18時30分(チェックアウト11時)、素泊まりが16時〜23時30分(同10時)となっている。
萬翠楼福住は日帰りで利用できる?
2026年10月25日時点で、公式サイトと公式の予約ページに日帰り入浴や日帰りプランの案内は載っていない。大浴場の利用時間は、宿泊者のチェックイン15時から翌朝10時までと案内されている。19時と8時30分に男女が入れ替わり、その際は15分ほど入浴できない。連泊の場合も10時〜15時は清掃のため使えない。
萬翠楼福住の口コミではどんな点が挙がっている?
公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(5点満点、1,000件以上)。話題の内訳は次のとおりで、いずれも好意的な言及が中心である。
- 料理の味に触れた口コミが40〜50%
- 温泉・天然温泉に触れた口コミが20〜30%
- 客室の快適さに触れた口コミが20〜30%
- スタッフの親切・笑顔に触れた口コミが20〜30%
- スタッフの気配り・心遣いに触れた口コミが10〜20%
萬翠楼福住はどんな人に向く?
- 向く: 明治の擬洋風建築や重要文化財の客室に泊まることを旅の主目的にする人/自噴源泉の大浴場と部屋食を組み合わせたい夫婦旅/箱根湯本駅から歩いて入れる宿を探す人/冬の平日に料金を抑えたい人
- 向かない: 階段の上り下りを避けたい旅程(萬翠楼の客室は2階・3階)/客室露天風呂を条件にする旅程/駅からの送迎を前提にする旅程(公式FAQでは現在送迎なし)
アクセス・基本情報
- 所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町湯本643
- アクセス: 箱根登山鉄道 箱根湯本駅から徒歩約5分(公式の交通案内)。駅からの送迎は現在行っていない
- 創業: 寛永2年(1625年)
- 客室数: 全15室
- チェックイン/アウト: 1泊2食プランは15時〜18時30分/11時、素泊まりプランは16時〜23時30分/10時
- 駐車場: 10台・無料・予約不要
- 館内: 1階ロビーはWi-Fi対応で、有料のコーヒー・紅茶サービスがある
近くで比べるなら
早川を少し上った塔之沢にも、建物が文化財になっている老舗が並ぶ。掲載価格はどちらも萬翠楼福住と同じ期間(2026年10月25日〜2027年3月24日の宿泊日、1泊2名・税込)で比べた。
文化財の宿 福住楼 — 箱根町塔之沢
掲載価格 ¥68,200–¥81,400 / 泊(2名1室・税込、2026年10月25日〜2027年3月24日) 17室

1890年(明治23年)創業。木造三階建ての建物は登録有形文化財で、日本イコモス国内委員会の「日本の20世紀遺産20選」にも選ばれている(公式サイト)。客室は全17室で、食事は完全部屋食。箱根湯本駅から車で5分。掲載価格が安いのは1月・2月・3月、曜日では水・木・金曜泊。口コミでは料理の味とお風呂に触れたものがそれぞれ30〜40%を占める。全室部屋食を条件にする旅程に合う一軒である。
元湯 環翠楼 — 箱根町塔之沢
掲載価格 ¥58,800–¥72,800 / 泊(2名1室・税込、2026年10月25日〜2027年3月24日)

湯の情報
- 泉質
- アルカリ単純泉
- 源泉かけ流し
- あり。湯番が複数の源泉を調整してかけ流す
- 客室露天
- 本館・別館とも露天風呂付きの客室がある
慶長19年(1614年)に湯治場として開かれた宿で、大正8年以来の木造高層建築が国の登録有形文化財になっている(公式サイト)。食事は季節替わりの懐石で、部屋食ではなく大広間で供される。掲載価格が安いのは2月・1月・12月、曜日では木・金・日曜泊。口コミでは料理の味と共用の露天風呂に触れたものがそれぞれ30〜40%。露天風呂付きの客室を選びたい旅程に合う。
よくある質問
Q. 萬翠楼福住は1泊2名でいくら?
A. 2026年10月25日〜2027年3月24日の宿泊日で、1泊2名の掲載価格は¥43,000〜¥75,600(下位25%〜上位25%)、中央値は¥51,000です(10月25日時点、税込)。食事条件を問わない最安値の集計で、客室とプランによって幅が出ます。
Q. 萬翠楼福住がいちばん安い時期は?
A. 2027年1月・2月が中央値¥43,000で最も低く、2026年12月が¥49,000で続きます。曜日では水曜泊が¥43,000と低く、土曜泊の¥67,000とは¥24,000の差があります。
Q. 重要文化財の部屋に泊まれる?
A. 重要文化財の明治棟「萬翠楼」「金泉楼」の客室は宿泊用として案内されています。萬翠楼の25号室・35号室は客室に風呂がなく、金泉楼の客室には温泉を引いた檜風呂が付きます。天井画のある15号室の予約可否は公式の予約ページで確認が必要です。
Q. 食事は部屋で取れる?
A. 基本は部屋食ですが、人数とその日の利用状況によって個室の食事処になることがあり、場所は宿が決めます。夕食は18時または19時、朝食は8時・8時30分・9時からの開始です。
Q. 日帰り入浴はできる?
A. 2026年10月25日時点で、公式サイトに日帰り入浴や日帰りプランの案内はありません。大浴場は宿泊者向けに15時から翌朝10時まで利用できると案内されています。
本記事の参考情報
- 萬翠楼福住 公式サイト「お部屋」 — 客室の間取り・定員・風呂の有無
- 萬翠楼福住 公式サイト「温泉」 — 泉質・源泉・大浴場の時間
- 萬翠楼福住 公式サイト「よくある質問」 — 食事場所・食事時間・送迎
- 萬翠楼福住 公式サイト「萬翠楼福住の歴史」 — 創業年・重要文化財指定
- 文化遺産オンライン「福住旅館 萬翆楼」・「福住旅館 金泉楼」 — 指定年月日・構造・年代
データの見方(集計方法)
- 価格: 2名1室・1泊あたりの掲載料金(税込)。食事条件・プランを問わない各宿の最安値で、各宿泊日について空室ありで掲載されていた最後の時点の料金(OTAに掲載された販売価格・税込。実際の予約金額・プラン条件とは異なることがあります)
- 対象: 箱根町の旅館 萬翠楼福住 1施設(N=1)。比較の2軒(文化財の宿 福住楼、元湯 環翠楼)も各1施設で同じ基準
- 期間: 2026年4月24日〜10月24日(宿泊済みの日、182日)と2026年10月25日〜2027年3月24日(これから先の宿泊日、132日)。後者は2026年10月25日時点の掲載価格。月別の表は2026年4月(6日分)を除いた
- 口コミ: 直近24か月に投稿された口コミのうち、各テーマに触れた口コミの割合(10%刻みの範囲)。評価点と件数は公開されている口コミの集計。(評価点・件数は2026年10月25日時点の公開値の集計。口コミ30件未満の施設は非表示)
- 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)、メトロエンジンリサーチ (レビュー分析)
- 注意: 料金は予約サイトに掲載された料金で、実際の予約時の料金(クーポン・会員割引など)とは異なることがある。これから先の宿泊日の料金は2026年10月25日時点の掲載料金で、今後変わることがある