名湯 万座温泉
嬬恋万座と鹿沢、上信国境の標高二千に湧く湯宿五軒 — 浅間連峰北麓の硫黄と酸性緑礬泉
盛夏の上信国境、標高千八百を越える万座温泉と、その南の鹿沢に湧く湯宿五軒。火山ガスを伴う含硫黄湯と、明治期に開かれた酸性緑礬泉の引湯を地形に沿って読む。
宿のかたち
湯そのものを訪ねる。名だたる湯と、その湯を守る宿
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名湯 万座温泉
盛夏の上信国境、標高千八百を越える万座温泉と、その南の鹿沢に湧く湯宿五軒。火山ガスを伴う含硫黄湯と、明治期に開かれた酸性緑礬泉の引湯を地形に沿って読む。
名湯 宝川温泉
「源泉掛け流し」は近年広まった表記にすぎない。湧出量・加水・循環の三つの論点と、草津・奈良屋、みなかみ・宝川温泉 汪泉閣という二つの湯場の作法から、湯守たちの線引きの来歴をたどる読み物。
名湯 湯田川温泉
庄内・鶴岡の湯田川、湯野浜、由良。海に湧く塩湯と山ふところの里湯を、海と里の往還として巡る名湯の宿五軒を、庄内の食文化とともに紹介する。
名湯 肘折温泉
開湯千二百年と伝わる山形・肘折温泉。月山北麓のカルデラの底で、濃い塩湯と夏の朝市を守る湯治宿五軒を、集約評価とともに地図で編む。
名湯 乳頭温泉郷
田沢湖の北、玉川・乳頭・八幡平。pH1.2の強酸性湯から乳白の野天まで、自炊棟と湯小屋を継ぐ五軒を湯場ごとの数値とともに編む。
名湯 湯田温泉
山口県の防長二湯、湯田温泉と長門湯本温泉から名湯の宿を五軒。白狐伝説の湯と開湯六百年のアルカリ単純泉を、湯質と維新の歴史から並べる。
名湯 霧島温泉郷
盛夏の硫黄谷に白い噴気が立ち上る。霧島温泉郷の九つの湯場から、硫黄谷・林田・湯之谷の代表 5 軒を泉質と歴史の継承とともに描く。
名湯 小渋温泉
中央構造線が運んだ古代海水の名残が湧く、長野県大鹿村の鹿塩温泉・小渋温泉。海から遠く離れた信州の谷あいに、強塩泉を継ぐ五軒の湯宿を訪ねます。
名湯 蔵王温泉
蔵王連峰の西麓・蔵王温泉の強酸性硫黄泉と、東麓・遠刈田温泉のやわらかな硫黄泉。稜線一つで分かれる二つの薬湯を継ぐ湯宿四軒を、湯量・泉質・創業年とともに辿る。
名湯 城崎温泉
梅雨の合間の城崎で、外湯巡りの作法を今に継ぐ創業百年級の老舗五軒を、七湯の歴史とともに記録する。西村屋本館、志賀直哉ゆかりの三木屋、元禄創業の小林屋ほか。