名湯 四万温泉
群馬四万、千の湯を抱く渓に湧く湯宿五軒 — 国民保養温泉地一号と日向見薬師の里
昭和二十九年、国民保養温泉地第一号に指定された群馬・四万温泉。新湯・山口・温泉口・ゆずりは・日向見の五区分から、湯量豊かな渓に湧く五軒を編集部が選んだ。
宿のかたち
湯そのものを訪ねる。名だたる湯と、その湯を守る宿
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名湯 四万温泉
昭和二十九年、国民保養温泉地第一号に指定された群馬・四万温泉。新湯・山口・温泉口・ゆずりは・日向見の五区分から、湯量豊かな渓に湧く五軒を編集部が選んだ。
名湯 乳頭温泉郷
「源泉掛け流し」が看板化する以前、湯守たちは湯の鮮度をどう語ってきたか。湧出量と浴槽容量の比、加水・加温の慣習、循環設備登場以降の表記の揺れを、草津・乳頭・草津ての字屋の三つの湯場を参照しつつ論じる、梅雨時のエッセイ。
名湯 岩手県
湯治とは一週間から十日を一区切りに湯に通う作法。岩手・大沢温泉、青森・酸ヶ湯温泉など東北の自炊棟に残る、現代の旅とは異なる時間の流れを辿るエッセイ。
名湯 西山温泉
武田信玄の隠し湯として知られる下部温泉と西山温泉。ぬる湯の長湯文化と千年を超える湯治の作法を今に伝える四軒を、泉温・湯量・湯治棟の有無を軸に紹介。世界最古の慶雲館、名湯百選の下部ホテル、足元自噴の源泉舘、湯治棟を残す蓬莱館。
名湯 湯河原温泉
水無月の湯河原と伊豆山、相模灘に注ぐ塩化物泉の系譜を継ぐ五軒。万葉集の歌枕に湧く古湯と、走湯権現の系譜を引く伊豆山温泉から、湯量と源泉の作法をいまに伝える旅館を編集部が選んだ。
名湯 岩井温泉
水無月の山陰、三朝の南北に伸びる微量放射能泉地帯。湯村・岩井・関金の三エリアから、放射能あるいは弱放射能を含む湯を擁する四軒を、湯の科学成分と湯治文化の現在地として書き留める。
名湯 塩原温泉
大同元年806年に開湯した塩原十一湯から、古町・福渡・新湯・塩釜・大網の五湯場の宿を選んだ。料理宿から湯治系まで、泉質の異なる湯と文豪が綴った歴史を紹介する。
名湯 長湯温泉
大分県竹田市の長湯温泉は遊離二酸化炭素1000mg/L超の天然炭酸泉として国内屈指。長湯・赤川・三船から、入浴と飲泉の双方で湯を継ぐ宿四軒を、創業年と湯量を明記しながら編集部が記す。
名湯 岩手県
湯治とは一週間から十日を一区切りに湯に通い、体を整える滞在の作法。江戸期から続く自炊棟の文化が、いまも岩手・大沢温泉や秋田・後生掛温泉に残る。観光の宿泊とは違う時間の組み立て方を、湯治場の現在から辿る編集部のエッセイ。
名湯 鉄輪温泉
鉄輪の塩化物泉、明礬の酸性泉、観海寺・浜脇の単純泉、堀田の硫黄泉。別府八湯のうち泉質の異なる五湯を地図とともにたどり、各湯に根差した老舗の宿を一軒ずつ紹介する。