皆美館の口コミで最も多い話題は料理の味で、公開レビューデータを集計すると6〜7割の口コミが触れている。次いでスタッフの対応が2〜3割、客室の快適さと客室からの眺望がそれぞれ1〜2割。掲載価格は今後5か月で1泊2名¥47,000〜¥65,000、いちばん安いのは2027年1〜3月です。
宍道湖のほとり、松江市末次本町に明治21年(1888年)創業の看板を掲げる19室の宿である。名物の家伝「鯛めし」、予約とチェックインの基本、近くの宿との料金の違いまで、公式サイトの記載と当社集計の数字で整理した。
この記事の要点
- 口コミで多い話題は料理の味(6〜7割)、スタッフの対応(2〜3割)。評価は5点満点で4.5以上(1,000件以上)
- 今後5か月の掲載価格は1泊2名¥47,000〜¥65,000。1〜3月が中央値¥47,100で最安、11月は¥77,000
- 曜日では月・火・木曜泊が中央値¥47,100、金・土曜泊は¥55,900で約¥8,800高い
- 家伝「鯛めし」は宿泊時の朝食で出る皆美館の名物。館内の「庭園茶寮みな美」では昼食でも味わえる
- チェックイン15:00・チェックアウト11:00、無料駐車場17台。JR松江駅からの送迎はない

湯の情報
- 泉質
- ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉(松江しんじ湖温泉、泉温約77℃。無色透明・微塩味・弱硫化水素臭)
- 客室露天
- 4階のレイクビュースイート全4室に、宍道湖を一望する展望温泉風呂が付く(公式の表記は「展望温泉風呂」)
- 共用浴場
- 檜の内湯。露天風呂はない(公式記載)
皆美館のレビュー、口コミではどんな点が挙がっている?
公開レビューデータを集計した皆美館の評価は5点満点で4.5以上、口コミの件数は1,000件以上ある。直近24か月の口コミを話題別に分けると、料理の味が突出して多い。
- 料理の味に触れた口コミが6〜7割(好意的な言及が中心)
- スタッフの対応に触れた口コミが2〜3割
- 客室の快適さに触れた口コミが1〜2割
- 客室からの眺望・景色に触れた口コミが1〜2割
- お風呂、おもてなし、周辺の観光地に触れた口コミがそれぞれ1〜2割
料理が話題の中心になるのは、宿の成り立ちとも重なる。公式サイトによれば、夕食は日本海や宍道湖の魚介、島根和牛を使う会席で、品書きの一例には山陰ののどぐろの煮付け、宍道湖の大和蜆の椀、鱸を奉書紙で包んで蒸し焼きにする松江の郷土料理「鱸の奉書焼き」が並ぶ。11月上旬から2月末は松葉蟹も献立に入る。2024年(令和6年)からは坂田博史氏が料理長を務める。
皆美館の鯛めしとは?泊まらなくても食べられる?
鯛めしは皆美館の家伝料理で、宿泊者には朝食で出る(公式サイト)。松江藩七代藩主・松平不昧公の好みにちなみ、創業時の初代板前長・西村常太郎が考案したと宿は伝えている。そぼろにした国産鯛の身と、裏ごしした卵の黄身・刻んだ白身をご飯にのせ、わさびや大根おろし、ねぎ、海苔を添えて、鰹本節をベースに松江の醤油を使った出汁をかけて食べる。
朝食の一例は、奥大山の湧き水で炊いた仁多米こしひかりの鯛めしに、宍道湖七珍の大和蜆の赤だし、松江の豆腐店のおぼろ豆腐ほか5品。希望すれば土鍋炊きご飯の和定食も選べる。
宿泊しない場合も、館内の「庭園茶寮みな美」で鯛めし御膳を昼食に頼める。昼は平日11:30〜15:00(L.O.14:00)、土日祝11:30〜15:00(L.O.14:30)、夜は17:30〜21:00。毎週火曜が定休で、祝日は営業する。
皆美館の料金はいくら?安い時期は?
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 直近半年(2026/4/23〜10/22) | 今後5か月(10/23時点の掲載) |
|---|---|---|
| 26年4月 | ¥62,000 | — |
| 26年5月 | ¥60,300 | — |
| 26年6月 | ¥58,500 | — |
| 26年7月 | ¥56,800 | — |
| 26年8月 | ¥58,500 | — |
| 26年9月 | ¥58,500 | — |
| 26年10月 | ¥73,700 | ¥67,300 |
| 26年11月 | — | ¥77,000 |
| 26年12月 | — | ¥58,500 |
| 27年1月 | — | ¥47,100 |
| 27年2月 | — | ¥47,100 |
| 27年3月 | — | ¥47,100 |
2026年10月23日時点で掲載されている今後5か月(10月23日〜2027年3月23日)の掲載価格は、1泊2名1室で¥47,000〜¥65,000(下位25%〜上位25%、税込)、中央値は¥55,000。いちばん安いのは2027年1月・2月・3月で、どの月も中央値¥47,100。最も高い11月の¥77,000より約¥30,000低い。12月は¥58,500である。
直近半年(2026年4月23日〜10月22日)に泊まれた日の掲載価格は¥55,000〜¥68,000、中央値¥59,000。この期間の最安は7月の¥56,800で、10月は¥73,700と高かった。冬場の掲載価格が夏より一段低いのが、二つの期間を並べて見える傾向だ。
料金は食事条件やプランを問わない各日の最安値で、客室タイプによって変わる。
平日と週末でいくら違う?
グラフの数値を表で見る
| 項目 | 直近半年(2026/4/23〜10/22) | 今後5か月(10/23時点の掲載) |
|---|---|---|
| 月曜泊 | ¥57,900 | ¥47,100 |
| 火曜泊 | ¥58,500 | ¥47,100 |
| 水曜泊 | ¥58,500 | ¥49,700 |
| 木曜泊 | ¥58,500 | ¥47,100 |
| 金曜泊 | ¥67,300 | ¥55,900 |
| 土曜泊 | ¥68,200 | ¥55,900 |
| 日曜泊 | ¥58,500 | ¥53,200 |
今後5か月の掲載価格では、月・火・木曜泊が中央値¥47,100で最も安く、金・土曜泊の¥55,900より約¥8,800低い。直近半年でも月曜泊(¥57,900)が最安、土曜泊(¥68,200)が最高で、その差は約¥10,300あった。
皆美館の予約はどこから?
予約は公式サイトの予約ページ(プラン一覧・客室タイプ・空室カレンダーから選ぶ形式)か電話で受け付けている。電話は0852-21-5131、受付は9:30〜20:00。公式サイトはベストレート(最低価格保証)を掲げている。
掲載価格で見ると、1〜3月の月〜木曜泊が最も安い組み合わせになる。
皆美館のチェックイン・アクセスは?
- 所在地: 島根県松江市末次本町14(宍道湖畔)
- チェックイン 15:00/チェックアウト 11:00。フロントは24時間対応
- 客室: 6タイプ19室、全室禁煙。広さは約41〜129m²、ベッドはすべてシモンズ社製
- 食事: 夕食は会席料理、朝食は家伝「鯛めし」(和定食も選べる)
- 駐車場: 無料17台。進入路は狭く一方通行がある(公式サイト)
- 電車: 岡山駅から特急やくもで約2時間40分の松江駅から、タクシーまたはバス。駅からの送迎は行っていない
- 車: 松江西I.C.から約10分
皆美館の歴史は?松江のどんな宿か
創業は明治二十一年(1888年)五月。皆美家の当主・皆美清太郎が、湖と山並みの眺めを生かした旅籠を宍道湖畔の住居二階の三部屋で開いたのが始まりと、公式サイトは記す。社訓は松平不昧公の言葉「客のこころになりて亭主せよ」で、創業の女将ユキの時代から受け継がれてきた。
文人墨客の宿としても知られ、芥川龍之介、小泉八雲、高浜虚子、川端康成、志賀直哉らの名が公式サイトに並ぶ。昭和二年(1927年)七月には島崎藤村が令息と訪れ、三泊の予定を五泊に延ばした。その部屋は「藤村の間」として当時のまま保存されている。

庭は宍道湖を借景にした枯山水で、主役は十五本の松。茶寮の中心に立つ松は樹齢三百余年とされる。
皆美館はどんな人に向く?
- 向く: 料理を旅の主目的にする夫婦旅(口コミの6〜7割が料理の味に触れる)/松江城や小泉八雲旧居など城下町の散策と組み合わせる旅程/文人ゆかりの宿の歴史に関心がある人
- 向かない: 大浴場の露天風呂を目当てにする旅(共用浴場は内湯のみ)/駅からの送迎を前提にした旅程
松江で皆美館と比べるなら
松江市内で料理の口コミが多い旅館を2軒、同じ期間(2026年10月23日〜2027年3月23日)の掲載価格で並べた。宍道湖畔で同じ温泉を引くなにわ一水と、皆美館の別館として玉造温泉に開いた佳翠苑 皆美である。
なにわ一水(松江しんじ湖温泉)

湯の情報
- 源泉かけ流し
- 大浴場は松江しんじ湖温泉の循環・昇温・加水による温泉給湯(公式記載)
- 貸切風呂
- なし。宍道湖を望む露天風呂付・展望風呂付客室で対応(公式)
- 客室露天
- 露天風呂付特別フロア「水と雲の抄」、3階「MINAMO」の301・302号室(ツイン洋室)
- 日帰り入浴
- 入浴のみの利用は受け付けていない(SPA利用者を除く)
掲載価格 ¥28,000–¥56,000 / 泊(2名1室・税込、2026年10月23日〜2027年3月23日) 23室
全23室が宍道湖に面し、部屋ごとに異なる意匠で設えた宿(公式サイト)。男女別の大浴場にそれぞれ露天風呂があり、女性用は「邑美の湯」。掲載価格が安いのは12月・1月・2月、曜日では月〜水曜泊。公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(1,000件以上)で、料理の味に触れた口コミが4〜5割、スタッフの対応と客室からの眺望がそれぞれ2〜3割。松江しんじ湖温泉駅から徒歩8分で、同駅から予約制の無料送迎がある。湖の眺めと大浴場の露天をどちらも求める旅程に合う。
佳翠苑 皆美(玉造温泉)

湯の情報
- 泉質
- ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉、泉温52.1℃)
- 源泉かけ流し
- 「雲のね」は全室源泉かけ流しの温泉付、8階プレミアムフロアに源泉かけ流しの展望露天風呂付客室
- 客室露天
- 「雲のね」の露天風呂付客室、8階「天ゆら」プレミアムフロアの温泉露天付スイート
- 日帰り入浴
- 土・日・月曜の11:30〜15:00、大人1,600円(税込)
掲載価格 ¥46,000–¥70,000 / 泊(2名1室・税込、2026年10月23日〜2027年3月23日) 108室
明治二十一年創業の皆美館の別館として、出雲国風土記に「神の湯」と記された玉造温泉に開いた宿(公式サイト)。全108室で、最上階に展望風呂がある。掲載価格が安いのは2027年1〜3月、曜日では日〜火曜泊。公開レビューデータを集計した評価は4.5以上(1,000件以上)で、料理の味に触れた口コミが4〜5割、スタッフの対応が2〜3割、お風呂が1〜2割。JR玉造温泉駅から予約制の送迎がある。皆美の料理を受け継ぎつつ、かけ流しの客室露天や大浴場めぐりを楽しみたい旅程に合う。
よくある質問
Q. 皆美館の口コミで多いのはどんな話題?
A. 公開レビューデータを集計すると、料理の味に触れた口コミが6〜7割で最も多く、スタッフの対応が2〜3割、客室の快適さと客室からの眺望がそれぞれ1〜2割。評価は5点満点で4.5以上、件数は1,000件以上ある。
Q. 皆美館の鯛めしは宿泊しなくても食べられる?
A. 食べられる。館内の「庭園茶寮みな美」で昼食の鯛めし御膳を出している。昼の営業は11:30〜15:00で、毎週火曜が定休(祝日は営業)。宿泊者には朝食で家伝の鯛めしが出る。
Q. 皆美館のチェックイン・チェックアウトは何時?
A. チェックインは15:00、チェックアウトは11:00。フロントは24時間対応で、荷物の預かり所もある。駐車場は無料で17台分。
Q. 皆美館に安く泊まれるのはいつ?
A. 2026年10月23日時点の掲載価格では、2027年1〜3月の中央値が1泊2名¥47,100で最も安い。曜日では月・火・木曜泊が安く、金・土曜泊より約¥8,800低い。11月は中央値¥77,000と高めだ。
本記事の参考情報
- 皆美館とは(皆美館 公式サイト) — 創業年、藤村の間、庭園
- お料理(皆美館 公式サイト) — 会席料理、家伝「鯛めし」、料理長
- 温泉(皆美館 公式サイト) — 泉質・泉温、展望温泉風呂
- 館内施設(皆美館 公式サイト) — チェックイン・アウト、総客室数、駐車場
- レストラン 庭園茶寮みな美(皆美館 公式サイト) — 営業時間、定休日
データの見方(集計方法)
- 価格: 2名1室・1泊あたりの掲載料金(税込)。食事条件・プランを問わない各宿の最安値で、各宿・各宿泊日について空室ありで掲載されていた最後の時点の料金(OTAに掲載された販売価格・税込。実際の予約金額・プラン条件とは異なることがあります)
- 対象: 島根県松江市の旅館 皆美館(N=1施設)。比較の2軒(なにわ一水、佳翠苑 皆美)も同じ基準で個別に集計
- 期間: 皆美館は直近半年 2026年4月23日〜10月22日と、今後5か月 2026年10月23日〜2027年3月23日の2期間。比較の2軒は今後5か月のみ(2026年10月23日時点の掲載価格)
- 口コミ: 直近24か月に投稿された口コミのうち、各テーマに触れた口コミの割合(10%刻みの範囲)。評価点と件数は公開されている口コミの集計。(評価点・件数は2026年10月23日時点の公開値の集計。口コミ30件未満の施設は非表示)
- 並び: 比較の2軒は、同じ松江しんじ湖温泉の宿、皆美館の別館の順に掲載
- 出典: メトロエンジンリサーチ (OTA 価格分析)/メトロエンジンリサーチ (レビュー分析)
- 注意: 料金は予約サイトに掲載された料金で、実際の予約時の料金(クーポン・会員割引など)とは異なることがある。これから先の宿泊日の料金は2026年10月23日時点の掲載料金で、今後変わることがある。客室数・設備・営業時間は各宿の公式サイトの記載による