名旅館 岐阜県
飛騨高山、築百年の本館に灯を絶やさぬ一軒 — 白露の相生町に、製糸の家から旅籠へ代を替えた九十年の記
1934年創業、飛騨高山の市街地で最も長い歴史をもつ旅館田邊。築百年を越える本館、数寄屋を写した新館「遊墨庵」、飛騨高山温泉の内湯、そして製糸業から旅籠へ転じた九十年の代替わりを一軒だけ深く辿る。
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宮川の朝市に走りの飛騨りんごが並ぶ頃、江戸の町割りを残す高山の城下へ。昭和九年創業の田邊、越後から移した木組みのあすなろほか、代を継ぐ名旅館五軒を建物と湯を主語に選んだ。
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